統一地方選と参院選で市民と野党の本気の共闘と日本共産党の躍進をかちとろうと、山下芳生副委員長・参院議員が１８日、北海道入りし、札幌市東区で演説会、厚別区で決起集会が開かれました。

　東区で会場を埋めた参加者の拍手に迎えられて登壇した山下氏。「沖縄に新基地はいらない」との翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、玉城デニー知事が安倍政権丸抱え候補に圧勝した沖縄のたたかいに学び、「北海道から、日本共産党躍進の流れをつくってほしい」と力を込めました。

　憲法９条を生かした国づくり、消費税に頼らない安定した社会保障づくり、原発ゼロを堂々と主張できる日本共産党の値打ちを縦横に語るとともに、安倍“コピー政治”と呼ばれる高橋道政を批判。道民と一緒に運動し切実な願いを実現する、建設的な提案で道政を動かす、道民目線で無駄遣いをチェックする党道議団と、党札幌市議団のかけがえのない役割を紹介しました。

　畠山和也前衆院議員・参院北海道選挙区予定候補は「被災者支援と防災対策を絶対諦めないと声を上げ、苦難あるところ共産党、寄り添ってこそ共産党を貫き、どうしても勝たしてください」と訴えました。

　宮川潤道議、太田秀子、平岡大介両市議が決意を表明しました。

　厚別区の決起集会では、山下副委員長が橋本美香道議予定候補と村上仁市議と訴え。会場からわき上がる拍手と歓声に応えました。

　６歳と４歳の子どもを連れて参加した厚別区に住む女性（２７）は「消費税は本当に困ります。１０％どころか、そのままなくしてほしい。二つの選挙で共産党の応援で頑張りたい」と期待を込めました。