志位委員長を大阪府立体育会館に迎えての16日夜の躍進のつどいは6,000人の参加で大きく成功しました。私も比例予定候補として、大阪選挙区をたたかう、たつみコータロー議員、府議、市議、町議予定候補とともに決意表明しました。
志位委員長の講演、各候補の高い決意、ご来賓の励まし、そして多くの方々と交わした固い握手を力に、党躍進と共闘成功のために知恵と力を尽くしてがんばります。ありがとうございました!
◆昨夜の私の「決意表明」を紹介します。
大阪のみなさん、こんばんは。山下よしきです。
比例代表候補として大阪、近畿、全国を駆け巡り、日本共産党を好きになってくれる方、日本共産党と書いて投票してくれる方をどんと増やし、7人の比例候補全員そろって国会で働けるよう、先頭に立ってがんばります。
大阪選挙区の辰巳コータロー候補ともども、よろしくお願いします。
昨年5月3日、安倍総理は憲法9条を変えると宣言しました。そこで私は、昨年の代表質問で、次のように聞きました。
「憲法9条は、日本が起こした戦争への深い反省から生まれ、その後、国民のなかに広く定着し、日本社会のあり方をきめる根幹となりました。
軍事では、自衛隊の海外派兵を制限する最大の歯止め≠ニなり、自衛隊員が海外で殺し、殺される≠アとのない状態をつくりました。
経済では、軍事費を抑制することにより、民生分野を中心とする経済成長を促し、国民生活を向上させる力となりました。
学術・文化では、戦前のような軍事優先と決別し、科学と文化が、わが国の平和的復興と人類の福祉増進のために貢献する基礎となりました。
総理は、こうした憲法9条の生い立ちと働きについて、どのような認識をお持ちですか。しっかりお聞かせください」
ところが驚いたことに、安倍総理からは一言の答えも返ってきませんでした。
先月の代表質問では次のように問いました。
「南北首脳会談、米朝首脳会談で、朝鮮半島の非核化と平和に向けた歴史的合意が交わされました。軍事ではなく対話による平和外交でこそ事態の解決は進む――これはまさに憲法9条が指し示した方向です。
総理、北東アジアに生きる国として、この地域に平和体制をつくるための外交的イニシアチブを発揮することこそ、憲法9条を持つ国の政府がなすべきことではありませんか」
残念ながら、この問いにも答えはありませんでした。
みなさん、9条が日本社会で果たしてきた役割、9条の世界で輝く値打ちについて、一言も語ることができない人に、9条を変える資格はありません。
安倍9条改憲は許さない――この一点で立場の違いをこえて力を合わせようではありませんか。
その安倍政権を助け、安倍政権に助けられて、大阪の暮らしと街を壊そうとしているのが維新の政治です。
大阪都構想は、129年の歴史を持ち豊かな文化を発信してきた大阪市をつぶし、その権限と財源を大阪府に吸い上げ、福祉を削って巨大開発やカジノにつぎ込むものです。
だからこそ、3年前、住民投票できっぱり否決されたのではないでしょうか。私は、都構想に待ったをかけた大阪の共同の力≠ノ、あらためて敬意と誇りを表明したいと思います。
日本共産党は、安倍政治、維新政治という、憲法も暮らしも破壊する政治と真正面から対決するとともに、共同の力で政治を動かす党です。共同を前進させるために、誠実に、粘り強くがんばりぬく党です。
この党が、大阪でも、全国でも伸びてこそ、あたらしい政治への扉をひらく力になります。
どうか、比例代表で日本共産党を伸ばしてください。大阪選挙区は辰巳コータローさんの宝の議席を絶対に守り抜かせてください。それに先立つ大阪府議選、市議選、町議選でこんどこそ日本共産党を躍進させてください。
心からお願い申し上げましてあいさつとします。