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女児死亡の塀 点検なし 大阪北部地震 共産党が現地調査

2018年06月21日


photo 5人が犠牲となった大阪北部を中心とした地震。高槻市の市立寿栄(じゅえい)小学校では外周のブロック塀の下敷きになって、4年生の三宅璃奈(りな)さん(9)が死亡しました。日本共産党地震対策本部長の山下芳生副委員長・参院議員らは18、19両日現場を調査し「二度とこのようなことがあってはならない」と話しました。

 「何とかしてあげたかったけど、どうにもできなかった」。女児を助けようとした近所の男性は沈痛な面持ちで話しました。40メートルにわたって倒壊した塀は持ち上げようとしても重く、持ち上がりませんでした。

 倒壊した塀について高槻市は18日夜、塀の高さが建築基準の上限を超え、違法状態だったことを明らかにしました。基礎部分と塀を固定する設備はなく、建築設備点検業者に委託していた3年に1回の点検についても、直近の報告(2017年2月10日)に塀の状況は含まれていませんでした。

 建築基準法施行令では、ブロック塀の高さを「2・2メートル以下」と定めていますが、倒壊した塀は3・5メートルでした。1974年に設置された1・9メートルの基礎部分に、プールの目隠しとして後に8段のブロック、約1・6メートルを積み上げていました。塀の積み上げ時期は不明。入っていた鉄筋の数も分かっておらず、市は今後調査するとしています。

 山下副委員長は「単に覆いをするというだけで、安全性が十分に検討されたのか悔やまれる。全国でも同じような危険な塀があるのではないか。全国の学校施設は最優先で点検すべきだ」と話しました。

 辰巳孝太郎参院議員は「学校や自治体の負担ではなく、国が責任を持って対策を取る必要がある」と話しました。

 調査には、宮原威(たけし)党府議、党高槻市議団が同行しました。

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