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2回も緊急着陸 飛行容認の国批判 大分 オスプレイ調査

2017年09月07日


photo 大分空港(大分県国東市)に緊急着陸し、整備を続けていた米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のMV22オスプレイが7日、エンジンを始動させたところ再び白煙をあげました。8月29日の緊急着陸から10日目になりますが同空港にとどまったままです。

 米軍の現場責任者は午後3時にはテストフライトを兼ねて岩国基地(山口県岩国市)に向かいたいと述べていましたが、断念しました。

 このオスプレイ機は午後2時以降に3回、エンジンを始動させ回転翼をヘリコプターモードに切り替えましたが、2度にわたり、左側エンジン付近から大量の白煙を上げました。その都度、整備員と見られる米兵らがエンジンのカバーを開け、整備する姿が見られましたが、3度目は右側付近から青白い煙が上がりました。その後、右側エンジンを整備していましたが、雨脚が強まったこともあり、整備は中断したままです。

 この日、日本共産党の田村貴昭衆院議員、小泉親司基地対策委員会責任者とともに、米海兵隊普天間基地所属の垂直離着陸機MV22オスプレイが緊急着陸した大分空港(大分県国東市)で調査しました。

 大分空港事務所で土方秀行空港長と九州防衛局の谷均管理部長らと面会し、緊急着陸時(8月29日夜)の対応と機体の状況について聞き取りました。

 土方空港長は「パイロットから緊急着陸の要請があり、数分後には着陸した」と説明。谷部長は、機体の異常を把握した時期に関して「米軍からの報告はない」と述べ、エンジントラブルの原因についても「詳細には分からない」として言及を避けました。

 私は「同じ機体が6月に米軍伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)に緊急着陸し、今回の緊急着陸の前日にも岩国基地(山口県岩国市)で白煙を上げた。整備不良のまま日本中を飛行していたのではないか」と指摘。田村氏は「機体番号やトラブルの詳細を米軍に確認すらしない防衛省の姿勢は許しがたい」と批判しました。

photo 駐機場では左右のエンジンの交換を終えて整備中のオスプレイを確認し、米軍の現場責任者から「まだ細かい整備が残っている。エンジンの調整が終わり次第、テストフライトを兼ねて岩国に向かって飛び立ちたい」との情報を聞きました。

 一連の調査には、林田澄孝県委員長と堤栄三県議、大分県内の衆院小選挙区予定候補、党国東支部の白石徳明支部長らが同行しました。

 事故を繰り返す欠陥機を整備不良のまま日本の空に飛ばしていることに改めて憤りを覚えました。それを容認し続けている日本政府には、国民の生命や安全に責任を負う姿勢がありません。これで主権国家といえるのでしょうか。引き続き、オスプレイの飛行中止と配備撤回、自衛隊への導入中止を求めていきます。

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