若い世代の生き方に大きな変化をもたらしたこととは?---大阪でCROSSFADEに参加
2016年04月30日
刺激的な夜でした。4月30日、大阪・東心斎橋のクラブでおこなわれたイベント≪CROSSFADE≫。
トラック運転手、看護師、デザイナー、雑貨屋、音楽やってる人、絵を描いている人、学生、会社員、赤ちゃん連れのママなど参加者は多様。子どもたちが大喜びしていた「ウンチのおはなし」、アフリカ・ピグミー族との交流報告&みんなでドラム叩き(楽しかった!)、アンチヘイトをテーマにしたトークなど企画も多様。
共通しているのは原発再稼働や安保法制強行など民主主義に反する政治への怒りと行動のエネルギー。これまで関西各地で集会やデモを主催・共催してきた人たちです。彼ら彼女らの行動は、バラバラだった野党が共闘するうえで一番の力となりました。
私を見つけ「俺たちマジで怒ってるんですよ」と熱く語る彼ら彼女らに、「あなたたちが政治に対して声をあげ行動するようになったのはいつからですか?」と聞いてみると、数人が口を揃えて「3・11からです」「この会場にいる全員がそうだと思います」。
「福島があんなことになってるのに何もなかったかのように原発を再稼働する。ありえないと思った」「私たちは毎日毎日放射能の不安の中で生きているんです」「これまではおかしいと思うことがあっても何もしなかった。いまは行動することで少しは変わるんじゃないかと思えてきた」「でも俺たちみたいに行動してるのはまだ少数派。かつての自分と同じような気持ちでいる人にどうすれば伝わるか真剣に考えている」
3・11が若い世代の生き方に大きな変化をもたらしたことを再認識しました。
そして日本共産党への期待と注文も。「(戦争法廃止の)国民連合政府構想の提案には感動しました」「共産党が自らの候補者を下ろしてまで野党共闘を進めようとしていることを高く評価しています。共産党の本気が伝わってきますよね」「だから俺たちも本気で共産党に勝ってもらいたいと考えているんですよ」
短期間のうちに生き方を進化発展させつつある若い世代からの本気の期待。これは絶対にこたえなくてはと決意をあらたにしたのでした。
深夜まで熱い思いを聞かせてくれたみなさん、どうもありがとう!