26日、参院内閣委員会で、大企業のための規制緩和を進める国家戦略特区法案について質問しました。

この中で甘利明経済財政担当相が、特区計画を製作する国家戦略特区諮問会議の議員として、人材派遣大手・パソナ会長の竹中平蔵氏の起用を考えていると発言した問題を取り上げました。

ありえない！規制緩和を推進する「国家戦略特区諮問会議」の民間議員に、さらなる労働の規制緩和で利益拡大をねらう人材派遣会社最大手・パソナの会長・竹中平蔵氏を起用するなんて！

私は、竹中氏が現在でも“正社員を解雇しやすくするようにルールを改正すべきだ”と繰り返し発言していることを揚、「規制緩和で利益を得る業界の人物を、特区を作成する会議の真ん中に入れるべきではない」と甘利大臣に迫りました。

甘利経済再生相は否定せず。こんなロコツな利益誘導が「国家戦略」とは聞いて呆れます。