減益や世界金融危機を理由とした大企業のリストラですが、こんな大企業の１０年後２０年後を想像したら「労働者なきメーカー」を目指しているのではないかと皮肉を言いたくなります。

　減益や世界金融危機を理由とした大企業のリストラですが、労働者をリストラしたからといって世界金融危機が回避されるわけではないと思います。

　１９９０年頃までは、「年功序列・終身雇用」が当たり前の時代でしたが、もし労働者をリストラする事で世界金融危機が回避されると大企業が考えるのなら、「年功序列・終身雇用」が当たり前の時代から大企業は世界金融危機にさらされていた事になります（あざ笑い）。日本の大企業がそういう理屈で動くのなら、国民から笑われる事になるんじゃないかと思います。

　「業績が悪化した」というなら、労働者をリストラするのではなく、現場での生産のために労働者に指図してきた大企業の経営陣たちこそ責任を取るべきでしょう。モノが売れないのは、労働者をリストラする事で「欲しいものがあってもお金がないから消費が出来ない人」を増やしてきた大企業であり、「消費者のニーズに合わないもの」を労働者に作るように指図した大企業であり、労働者が経営陣や現場の責任者の指図を無視して消費者のニーズに合わないものを勝手に作ってきたわけではありませんからね。

いつもメールありがとうございます。

そのとおり。

かつてトヨタ自動車会長の奥田氏が言ってたとおり、「経営者よ、首切りするなら切
腹せよ」です。

しかし、非正規労働者たちの反撃が始まったことは画期的。

確信もってがんばろうじゃありませんか。

山下よしき