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アルバイトも能力給?---海乃クジラさん

2008年04月10日

ごぶさたしてます。この間 香川県丸亀の市民会館で青年交流会で質問した海乃クジラです。

覚えてくれてますでしょうか。終了後に調べておくって言って下さった事調べて頂けましたでしょうか? 内容は アルバイトも能力給で どこもしているのかどうか コンビニ等でレジ誤差が出たら実費で支払うシステムにっているかどうか等です お忙しいとは思いますがイチ早い返事待っております。


メールありがとうございました。
返信が遅くなって申し訳ありませんでした。

コンビ二はじめフランチャイズチェーン加盟店主の皆さんでつくられている協議会の方に話を聞いてみました。共産党の応援もしてくれる大変民主的な方です。

結論から言うと、コンビ二のオーナー(店主)にとって、アルバイトを確保し、効率よく働いてもらうことは、非常に大事なポイントになるということでした。客の多い時間帯に多くのアルバイトを確保・配置し、うまく回るようにすることが、オーナーにとっては最大の仕事といってもいいくらいだそうです。

このごろはコンビ二業務も複雑化し、単純な商品の販売だけでなく、各種公共料金の振込みや、チケットの予約などに対応しなければならず、アルバイトの教育も大変だそうです。そういうなかで、能力給が導入されたり、1日4時間の勤務時間というのはごく一般的だともいっていました。


じつは、コンビ二のオーナー(店主)は、コンビ二本部(セブンイレブンやローソンの本社)に対し、売り上げの何割かを上納(ロイヤリティーという)する仕組みになっています。お弁当などの売れ残り商品の廃棄(ロス)も加盟店主が負担をかぶるシステムです。

また、本部側はたくさん店を出したほうがチェーン全体の売り上げが増えロイヤリティーが増えるので、同じ系列のお店が近くにどんどん作られることになります。一方、加盟店主側は近くにお店が増えれば当然1店舗あたりの売り上げは減るので、経営は苦しくなります。多額の借金を抱えたまま店を閉じなければならない店主も少なくありません。本部と加盟店はそういう関係にあるのです。

日本共産党は、本部が加盟店に不当に高いロイヤリティーを課すことや、過大な仕入れを押し付けることなどを規制する「フランチャイズ取引適正化法」を提案しています(2000年11月)。

こういう背景もあり、コンビ二のオーナー(店主)がアルバイトをどう管理するかはとてもシビアな問題になっているのだと思います。また最近は、大手人材派遣会社がアルバイト希望者をごっそり取り込んでしまい、コンビ二店主がアルバイトを確保することが難しい状況もあるようです。

協議会の方は、現状ではコンビ二のアルバイトだけで生計を立てることは不可能としつつ、オーナーに「もっと長時間働かせてほしい」と意欲を示すことも大事とアドバイスしてくれました。やる気のあるアルバイトをオーナーは歓迎し求めているそうです。

以上、参考になれば幸いです。

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
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