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Q&Aがスムーズすぎます――ys3221さん

2008年04月01日

現在、4月1日AM1:40です。NHKの20年度の予算審議を見て います。正直残念です。何がと言えば、結局、山下さんとNHKの幹部さんとのやりとりはナンセンスだ、と思います。(初めてこのような場面を見ましたが)このやりとりだけを見ていると、文章で記述したQ&Aを私たち視聴者に配布していただいても何も問題は無いのではないでしょうか?どうですか?見ていて思ったのは、いはゆる、It is show time!!スペルが違うかもしれませんが。残念です。すでに、事前にやり取りの筋書きが出来ているんだなあ、と思いました。

もしも、そうなら、これこそ視聴者を「ばか」にしているのではないでしょうか?どのように思われますか?宜しければお答えを聞きたいです。時期、衆議院選挙の時は共産党に一票を入れようと思いましたが、この一場面を見ていてマテよ、との考えにもなっています。私は政治に関しては素人なので、今見ている場面をスムーズにこなすためにはいかしたがないのかしれないとも思いますが。このやり方が通例になっているんだよ、とのお話しが返ってくるかも知れませんね。

もしも、そのしがらみがあるにしても共産党という政党だけは筋を通すあるいは通してもらう、という一貫した考え、思いがあるのではないか、とちょっとだけ期待しておりました。しかし、山下さんの質問と相手側のやり取りを聞いていてがっかりしました。結局は、やらなくてはいけないことをやっているだけ。とどのつまり、儀式なんだな?と感じました。というのも、みえみえですが、Q&Aのやりとりができすぎるくらいスムーズでした。これなら、貴重な時間とお金の無駄使いではないですか?正直残念です。ある一線をきちんと共産党は持っていると思いました。つまり、共産党なら事前に質問事項を提出するのではなく、当日、質問します、ということがあってもいいのではないでしょうか?

政治とそのしがらみに関してはど素人ですので、政治の世界は別世界なんだよ、とのお話があるかもしれません。しかし、今見ている場面は国民・視聴者を馬鹿にしています。きちんと筋書きができているのですね。そう思いました。共産党だけは違うのではないかとも思っていました。違うスタンスがあってもいいのではないでしょうか?共産党こそが国民の立場にたって色々と実行してくれる政党と思っていました。何故、当日に質問させていただきます。それまでは、何を質問するかは言えません、と出来ないのでしょうか?結局は筋書き通りなんですね。いま、全ての案件に対して反対はありません、とのことでした。株主総会の場面は見たことはないですが、多分それと同じなんですね。

これでは、NHKの視聴料を払わない、という人が多く出てきてもしょうがないですね。NHKに対しては、私は視聴料を払うべきと思っています。例えば、民放ではなかなかできないことも企画してくれていると思います。「坂の上の雲」は大変期待しております。この制作費に係わりをもてるなら惜しくはありません。しかし、山下さんと相手側のやりとりは「できすぎています」「スムーズすぎます」「不信感をも持ってしまいます」山下さんの質疑からしか見ていないので、山下さんの前後で誰がどのような質問をしたのかはわかりません。しかし、いてもたってもいられなくインターネットで山下さんを検索してこのページにきました。NHKに対して山下さんはどう思っているのですか?「やらせ」ですね。残念です。うまく行き過ぎています。「土素人が何を言うか!」と怒られるかもしれませんね?本当にこれでいいのですか???結局、共産党に所属している人も流れに流されるのだな、とも思いました。

山下さんが質問を終えられて時のお顔の表情は印象的でした。顔が引き締まって見えました。相手は、どのように応えるのかな?と思われた事もあったでしょう。しかし、応える人は既に出来上がっている書面・文章を見ながら答弁しているだけです。儀式なんだよ、わかってよ、とのお叱りがあるかもしれません。しかし、どうしても一視聴者として今の自分の思い・怒り・残念さ・失望をお伝えしたかったのです。色々書いてすみませんでした。突然の失礼なメールすみませんでした。ものまま削除・破棄されてもかまいません。しかし、どうしても納得できませんでした。注:山下さんを非難しているわけではありません。本当に、国民のためのNHKならもっと突っ込んだ質問や答弁に対してのもっと突っ込んだ質問があってもいいのではないでしょうか?

英国のBBC放送のことも言われていました。もう数十年前のBBC政策の「モンティーパイソン」という番組を見たことは山下さんはありますか?それこそ、国営でありながら平気で母国イギリスを風刺あるいは間接的・直接的に批判・非難を結構しています。俳優さんの「タモリ」さんも相当いい意味で影響を受けたそうです。国営でありながらその組織の一員であるスタッフさんはあるスタンス・こだわりをもって作成していたそうです。もう遅くなってきたのでこの辺で終えます。お返事をお待ちしております。

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メールありがとうございました。
ストレートなご意見に感謝です。
国会と日本共産党への期待の大きさと受け止めました。

国会質問にはいろいろなやり方があります。質問相手にテーマだけ伝え、具体的な質問内容を言わないこともあれば、一問一問ていねいに伝えることもあります。もちろんその中間もあります。

今回のNHK予算審議にあたって、私が獲得目標としたのは、@NHK経営委員長の政治的言動を、「不偏不党」「編集の自由」という放送法の基準に照らして批判し、今後の言動に釘をさすこと、Aデジタル化という技術進歩を、すべての人々、とりわけ障害を持つ人々にも恩恵あるものとするよう字幕放送、手話放送、解説放送の充実を図ること、でした。

そして、その獲得目標にふさわしい質問のやり方を考えました。経営委員長の政治的言動に釘をさす質問では、事実関係確認と放送法の内容については事前に質問通告し、あとはその場でのやり取りとしました。障害者にやさしい放送を実現する質問では、具体的な到達と目標を数字で聞くことになるのであらかじめ一問一問通告しておきました。

質疑を終えて、私自身は獲得目標をおおむね達成できたのではないかと思っています。とくに、経営委員長の政治的言動をただす質問は、自民党も民主党も誰もやらなかったので、私の質問中、委員会室の空気はピンと張り詰めました。自民党席からはヤジも聞こえてきました(マイクではヤジは拾いません)。

古森経営委員長は何かと問題発言の多い人ですが、国会の同意を得て経営委員長に就任してからまだ1年にもなりません。ですから今回の質問で辞任を求めることはせず、放送法の「不偏不党」「編集の自由」という基準から外れるような言動は、NHKを監督する立場にある経営委員長として厳に慎まなければならないことを、いわば諭すようなスタンスで臨んだのです。言葉のやり取りは一見穏やかで「できすぎるぐらいスムーズ」に映ったかもしれませんが、こちらも相手も一言一言考え抜いた緊張感の高い論戦だったと思います。

なお、国会質問にはいろんなやり方があるということをご理解いただくために、私のHPのビデオクリップ「官製働く貧困層」「日雇い・派遣哀史」もご覧いただければ幸いです。

ひきつづき、皆様からいただいた国会質問の機会を実り多いものとするために、そして見ていただいた人にメッセージが伝わるように、努力を続けたいと思います。今後とも、忌憚のないご意見をお待ちしています。

山下よしき


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