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夢を断念せざるを得ない社会では…――16歳のRさん

2008年03月28日

初めまして、私は三重県に住む16歳のRと言います。
いつも山下さんのサイトを見ています。
先月、山下さんが三重に来られていたそうですが、
残念ながらその事を知りませんでした。
知っていたら、是非お話したかったのですが・・・。

山下さんは以前から官製ワーキングプアに関する調査され、
自治体の非正規保育士の声をサイトで、
そして先日は国会で取り上げておられましたね。

実は、私は昔から子供好きで、将来は保育士になりたいと思っていました。
しかし、保育の現場では、正規職員の採用はほとんど無くなり、
一部の自治体では正規と非正規の数が半々になっている。
それによって非正規職員の仕事が、以前は補助的なものだったのが、今は正規と同じ仕事をしている。
それにも関わらず、賃金その他の権利は著しく抑圧されている・・・と言う実態が明らかになりました。
さすがに、このような厳しい労働環境に身を投じるのは気が引けてしまいます・・・。
私の情熱が足りないだけかも知れませんが。

人生に於いて、夢を描いても叶わないことは多々あります。
自分自身の弱さであったり、経済的事情であったり。
しかし、少なくとも労働環境によって夢を断念せざるを得なくなるような社会であってはならないと思う。
こんな社会は一刻も早く変えてほしいです。

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Rさんへ

メールありがとうございました。
いつも私のHPをご覧いただいているとのことで、とてもうれしくなりました。

非正規保育士問題の国会論戦に、Rさんが「身を投じるのは気が引けてしまいます」との感想をお持ちになったのは、自然なことだと思います。けっして情熱の問題ではありません。

16歳のRさんの未来には無限の可能性があります。
これからゆっくりと自分の進むべき道を見つけてください。

そして、どんな道に進もうとも、人間の平等に反する事態がつくられ、悔しい思いをしている人たちがいること、そんな社会を変えようとたたかっている人たちがいることを、心のどこかにメモしておいてほしいと思います。

では、こんど三重におじゃましたときにはお会いできることを楽しみにしています。

山下よしき


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