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遺志引き継ぎ奮闘を決意 日本共産党常任活動家 合葬追悼式であいさつ

2015年10月03日


photo 全国の日本共産党常任活動家を合葬する第30回合葬追悼式が3日、東京都八王子市の上川霊園で開かれ、私も参列しました。74遺族、131人が参列しました。今回合葬されたのは180人で、これまでの合葬者は3665人になりました。

 「不屈の戦士ここに眠る」と刻まれた墓碑の前で記念撮影しているのは、日本共産党の常任活動家でこの1年間に亡くなった故人のご遺族。毎年、合葬追悼式をこの場所でおこなっています。

 元市議の息子さんは、父は医師のいない地域で無料生活相談所や診療所を開設し、それがいまでは区内随一のベッド数の病院になった。理論家というよりスポーツが好きで、ソフトボール大会や餅つき大会で人とつながっていた。19歳の時、父に反発して家を出たが、22歳の時、父と同じ道に一歩踏み出したと語りました。

 党の要請で職場を退職し、党地区委員長、県常任委員として奮闘されたある同志のお連れ合いは、病に倒れてからも「赤旗」読者2人の集金を2時間かけてやっていた、入院先に見舞いにきた同志の顔を見て「あーよかった。これで党費が払える」と言った、など最後まで党員であることを誇りとしていたエピソードを語ってくれました。

活動の地域や役割は違っても、日本共産党員として、献身的に、不屈に活動を担ってきた故人たちの活動の上に、今日の情勢と新しい国民運動の発展があることを、あらためて胸に刻みました。



以下が、あいさつ(大要)です。


 合葬追悼式にご出席いただき、ほんとうにありがとうございます。

 私たちがこの墓を建立したのは1986年です。今回合葬される方は180人、これまで合葬された方を含めて3665人になります。一人ひとりのかけがえのない人生に心をよせ、「不屈の戦士ここに眠る」と刻まれた共同のお墓に合葬する。日本の政党では日本共産党だけと思います。党創立以来93年、苦難の歴史を乗り越え、新しい日本の未来を展望し、献身的にたたかってきた仲間への深い敬意と連帯の思いがあらわされた場所です。

 今日の合葬追悼式は、日本の政治のかつてない激動と、歴史を切り開く新しい国民運動の発展のなかで迎えました。

 安倍自公政権によって憲法違反の戦争法案の採決が強行されたことは許しがたいし悔しい。しかし、たたかいの中で希望も見いだしました。全国いたる所で市民の手による新たな運動が始まりました。一人ひとりの国民が主権者として自覚的、自発的に声をあげる。この国民のうねりは止まることはありません。「強行されても諦めない」「安倍政権を倒して」「野党はまとまって」との声が大きくなっています。

 日本共産党は、どうすればこの国民の声に応えられるか真剣に検討しました。そして「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」をつくろうという呼びかけを発表しました。日本の政治の非常事態を打開するため日本共産党が思い切った提案をしたと大歓迎されています。憲法学者の小林節さんは「わが意を得たり」「大義ある提案」といわれました。国民の期待にこたえ、実現に向け全力を尽くす決意です。

 今回合葬された方の多くは永年党員です。最高年齢は102歳、一番若い同志は55歳です。今回の提案を聞かれたら、どんなに喜び、実現への熱い期待を語るだろうかと思わずにはいられません。

 献身的に不屈に活動を担ってきたみなさんの活動の上に、今日の情勢と国民運動の発展があり、現実政治を動かす党の存在がつくり出されているのです。心からの敬意と感謝の気持ちをのべるとともに、故人が貫いてこられた党綱領実現の事業の確かな前進、来年の参院選挙での躍進を勝ち取るため、ご遺志を受け継ぎ、奮闘する決意です。

 最後に、合葬された故人を励まし支えてこられたご家族のみなさんのご苦労に、改めて感謝とお礼を申し上げます。ご遺族のみなさんが悲しみを乗り越え、お元気で暮らされることを心から願ってごあいさつといたします。




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