★朝８時半、日朝国交正常化議連の総会に出席。核、ミサイル、拉致など日朝間の諸懸案を包括的に解決し、国交正常化をめざす超党派の議連です。新会長に自民党の江藤征四郎衆院議員を選出。日本共産党からは笠井議員と私が出席しました。

　★午後、総務委員会でNHKの08年度、09年度決算審議。私は、５月１５日放送のETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」について、福島で何が起きているか事実を伝えることで、国民がこれから原発とどう向き合うべきか考えるための貴重な貢献となると評価しました。

　NHKによると放送後、メールや電話で1300件以上の反応があったそうです。再々放送は28日（土）午後3時。ぜひご覧ください。きっと、日本にもこんな科学者たちがいたのか！NHKよくぞ同行取材してくれた！と思うことでしょう。（写真はNHK松本会長）

　NHK決算審査では、字幕放送、解説放送、手話放送など障害をもつ人たちにやさしい放送についても質問しました。解説放送というのは、視覚障害の方のためにドラマなどの番組でセリフが入らない無音のときに音声で適切な解説が流れる放送のことです。

　去年の「ゲゲゲの女房」に続き、きょうも連続テレビ小説「おひさま」を目を閉じて解説放送で聞いてみました。

　「放課後　　帰り支度をした陽子が校舎から出てくる」

　「須藤家おもて　　玄関の前にけい子が立っている　　けい子を抱きしめる陽子」

　という具合にドラマの展開が大変よくわかります。泣けるシーンではしっかり泣くこともできました。逆にこの解説がなかったら、視覚障害の方は場面転換についていけないのではないかと感じました。解説放送の拡充を求めるとともに、地デジテレビ、デジタル録画機の操作が目の見えない方にもできるよう技術開発を要請。

　なお、NHK決算審議の模様は、２７日午前０時１５分からNHKで録画放送されます。私の出番は午前３時２０分頃からです。ぜひ見てください、といっても無理か…

　★夕方、国公労連のみなさんと懇談。労働基本権が制限される代償措置としての人事院勧告制度を根底から破壊する、一方的な1割の賃金カットについて議論。