大阪市西淀川区でいっせい地方選挙（市会定数3、府会定数1）の事務所開き。４期目をめざす北山良三市議と新人の石井みすず府会候補の応援に駆けつけました。

　北山市議は西淀病院事務長も勤めた福祉の専門家。私も国会質問で生活保護問題をとりあげるとき北山さんにレクチャーを受けました。子どもの無保険問題を社会問題にした先駆けでもあります。大阪市民だけでなく国民の暮らしの守り手でもある北山さんをどんなことがあっても引き続き市会へと訴えました。

　石井候補はその北山事務所で生活相談センター長を７年務め、５千件の相談を受け、全力で解決にあたってきた人。困った人に寄り添うやさしい心と抜群の行動力をあわせもっています。たつみ正夫さんが２回の挑戦で築かれた土台の上に、石井さんを府会に押し上げてとお願いしました。

　選挙戦の様相は４年前までとガラリと変わっています。市会は共産、自民、公明の現職に加え、橋下知事がつくった地域政党・大阪維新の会から２人の候補が出馬を予定しています。府会もこれまでの自共対決に維新の会が加わります。

　「大阪都構想」「関西州構想」を掲げ、地方自治体を「住民の福祉増進」のための機関から、規制緩和、巨大開発、カジノなど「大企業の利益応援」のための機関に変質させることをねらう維新の会。

　マスコミが維新の会を盛んにもちあげていますが、国保や保育など住民の切実な要求で対話すれば日本共産党の役割・実績を押し出すことができると、若い女性後援会員さんたちから経験を聞くことができました。たのもしい。

　★地元大東市である後援会員さんが文化交流の場として建てた「野崎さんじょう館」の落成式がありました。憲法９条、１３条、２５条にちなんで「さんじょう館」とは粋なネーミングです。

　１００人ほどの人が集まり、歌謡ショーなどの出し物で楽しいひと時を過ごしました。党活動にも利用させていただけるそうでありがたいことです。