2010年12月08日
きょうはジョン・レノンの没後30年目の命日。夜のテレビニュースでImagineが流れていました。
想像してごらん
みんなが平和のなかで生きているってことを…
想像してごらん
みんなが世界のすべてを分かち合っていることを…
キャスターは「みんながそう思えばできそうな気がする」とコメントしました。同感です。
You Tubeでジョン・レノンの歌うImagineを聞こうと検索中、目に飛び込んできたのが「日航整理解雇、希望退職は数十人程度に」というニュース。
明日(9日)延長期限を迎える希望退職の応募人数が少なかったため、日航ではパイロットと客室乗務員に対し、最大250人の「整理解雇」(首切り)を通知する方針だと報じていました。
想像してください。
クリスマスを前に職を失うかもしれない労働者と家族の不安を…
想像してください。
人員削減目標1500人に対し、すでに希望退職者が1620人にのぼっているにもかかわらず、「稼動ベース」という恣意的な算定方式をもちだして希望退職者の数を少なくカウントする日航の理不尽なやり方を…
想像してください。
政府が出資してつくられた企業再生支援機構(日航管財人)が、最高裁の判例で「法理」として確立した「整理解雇4要件」――@人員整理の必要性、A一時帰休など解雇回避の努力、B解雇対象者の選定の合理性、C解雇手続きの妥当性――を満たさないまま首切りを強行しようとしている異常を…
こんなことはやめさせなければなりません。すべての労働者の生活と、空の安全のために。