2010年11月08日
赤旗まつりにやって来た父母を連れて東京見物。新しいもの好きの父母のリクエストにこたえ、新国立美術館で開催中のゴッホ展と東京ミッドタウンに足を運びました。(写真は、赤旗まつりで買った奈良県西吉野産のたねなし柿です)
ゴッホ展は120点の作品が展示され、27歳で画家になることを決め、37歳で死去するまでの、ゴッホの努力と才能の開花がよくわかりました。素描の基礎からはじめ、先達や同時代の優れた画家たちの技法を吸収し、独自の表現方法を会得した10年間の濃密さに圧倒されました。
父母も私も最も印象に残ったのは「アルルの寝室」。ゴーギャンとの共同生活を営んだ「黄色い家」の寝室を描いただけなのに、大胆な構図と明るい色彩が観るものの心を弾ませてくれます。
2時間たっぷりゴッホを鑑賞したあとは、東京ミッドタウンのピザ専門店で昼食。石窯で焼かれた手作りピザに父も満足げでした。大病を患った父ですが、旺盛な食欲を見て安心しました。
「ありがとうの」。午後3時、東京駅まで見送った父が私の手を握っていいました。わずかな時間でしたが親孝行の真似事ができ私にとっても幸せでした。
その後、議員会館でデスクワークと議員団会議。補正予算案などの審査と支持率急降下の菅政権に対する今後の対応などについて議論。