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“世界の目”で日本と大阪の異常を見る 要求懇談会

2010年10月09日

 午前中、大阪で国会報告・要求懇談会。雨の中、労働組合や運動団体の代表が多数参加してくださり、国政に対する様々な要求を聞かせていただくことができました。16人のご発言から感じたことは、“世界の目”で日本と大阪の政治の異常をとらえる視点の大切さです。

photo 大阪借地借家人組合の船越さんは、「最近マスコミで報道されるようになった『かこい屋』という言葉も大阪発であり、それほど大阪の住宅の貧困は深刻。それを救済するのが公営住宅なのに、橋下知事は府営住宅を半分に減らそうとしている。公営住宅を半減すれば、国際的にも大阪が初めてとなる」と報告してくれました。

 大阪府保険医協会の代表は、「窓口負担が高いために、まともな医療が受けられず死亡したケースや、経済的理由による診療拒否、受診抑制など深刻な事態が起こっている。医療も自己責任となっている」と診療実態調査(8月)の結果を報告。歯科保険医協会の代表も、若者や子どもたちのなかで、貧困による治療の遅れ、「口腔崩壊」が広がっていると訴え。

 世界の先進国では、医療費の窓口負担はゼロ、または少額の定額制であることと比べても、1割~3割という日本の窓口負担の高さは異常です。

photo JMIUやダイキンの労働者からは、ダイキンの「有期間社員切り」の本質が、「恒常的に続いている生産現場で、臨時的雇用の形態をとり、労働法の網をかいくぐるやり方」であるとの告発がされました。こんな「派遣労働」や「有期労働」はヨーロッパでは厳しく規制されています。

 日本経団連も政府も、すぐ「国際競争力」を口にしますが、ならば雇用や社会保障についても、国際的なルールや到達点を踏まえてもらいたいものです。

 他にも、児童虐待、自家労賃、厚生年金病院存続、大阪市立大学2部廃止、大阪府立大学縮小、タクシー・バス規制緩和、保育の新制度、駅バリアフリー、介護施設、関空の軍事利用、熱中症対策、医師不足など多岐にわたる問題が提起されましたが、“世界の目”を一つの切り口に、国政で積極的にとりくみたいと思います。

photo 私から国会報告。吉井英勝、宮本たけし両衆院議員が要望への対応などを発言。あべ誠行大阪府議、北山良三大阪市議から議会報告がありました。清水ただし党府国民運動本部長が閉会あいさつ。

photo 終了後、学校図書館司書の法制化について府高教の代表より要請を受け懇談。その後、あすの兵庫・職場支部学習交流会議の講演準備。


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