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【続報】 鳥取市の旧鹿野町、旧国府町で自治の原点を学ぶ2010年10月02日 鳥取調査(29日)の続報です。6年前の大合併で鳥取市に吸収された旧鹿野町と旧国府町を訪ねました。 年に一度の祭りでは、紺屋町、加治町、大工町など町ごとに屋台(だんじりですね)を曳くそうです。「ふるさと鹿野」交流館で祭りのビデオを見せていただきましたが、夜の城下町を提灯をつけた屋台がゆっくりとすすむ風景はとても趣がありました。写真は、「ふるさと鹿野」の長尾裕昭社長(中央)、林宏一常務(右から2人目)、田中文子元町議・市議候補(左端)、かくたに敏男市議(左から2人目)と交流館前で。 水道料金や子どもの通学バスの自己負担など様々な料金が、旧鳥取市の基準に合わせて引き上げられ、「合併していいことは何もない」との声も出ている鹿野ですが、一方で、「鹿野総合支所(旧役場)の職員は、住民のなかに足を運んでいっしょにまちづくりをしてくれる」との声も多いといいます。町民の要望で、旧町職員だった人の多くが鹿野支所で働いているからです。旧町時代につちかわれた住民と職員との共同が、合併後も受け継がれているというのは注目すべきことでした。(写真:廃校になった小学校の体育館を「鳥の劇場」として劇団に活用してもらっていました) 金田さんは、鳥取市との合併で役場の雰囲気が大きく変わったといいます。旧役場時代には70人あまりいた職員がいま25人。その半分が「顔を知らない」(国府町が地元でない)人になりました。旧町時代は、夜中でも職員の自宅に頼みごとが舞い込んでくるほど町民と役場が身近な関係にあったそうですが、いまは「頼んでも権限がなく判断が遅い」「それならはじめから本庁へ行く」となり、支所に来る住民が極端に減りました。(写真:中央が金田さん、左は岩永ともゆき党鳥取県委員会書記長) ★最後の日程は、わが母校・鳥取大学の訪問。ずいぶん前に学生たちとキャンパス・トークした記憶があるのですが、とにかく久方ぶりです。 地方財政がご専門の藤田安一教授の研究室を訪ね、鳥取市の大合併の背景になにがあるか、道州制と関西広域連合をどうみるか、など調査・研究にもとづく示唆に富んだお話を聞かせていただくことができました。お忙しいなかありがとうございました。 |
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