2010年08月18日
16日は香川県の実家にとんぼ返り。妻、3男とお盆の墓参り。たっぷりの水をかけてブラシでゴシゴシお墓を洗ってから、お花を代え、ろうそくと線香に火をつけてご先祖様に手を合わせました。自分の心が落ち着くのを感じます。
夕ご飯は、社会人2年生の長男が、おじいちゃんおばあちゃんにとラグビー部の合宿先の北海道から送ってくれた毛ガニをいただきました。「孫からこんな立派なカニを送ってもらうとは夢にも思わなんだ」と目を細める父。すると小3の3男が、「ぼくも(昨年大病した)おじいちゃんがこんなに元気になってカニを食べるとは夢にも思わんかった」といって皆で大笑いしました。どちらもうれしいことです。
★17日は早朝、高松から羽田へ飛び、党本部で書記局会議。18日は党建設委員会。どちらも参院選の総括と前進への新たな方針を練り上げるための会議です。
高校の同窓会でも日本共産党への率直な質問・意見をたくさん聞かせてもらいました。「山下、なんで共産党になったん?」「このままでは日本はアカンと思う。共産党は日本をどうしようと考えとるんや?」がだいたいの入り口になって話は盛り上がります。
「俺は共産党とは考えが違う。山下、ちょっと議論しよう」という中小企業経営者の同窓生K君に、「日本のどこがアカンと思うんや?」と聞くと、「大資本が好きなことやって文化を壊してる」との答え。「マルクスと同じこというなあ」というとK君はポカンとした表情。
「けど、共産党言うたら会社で問題が起こったときに大勢でワーッと押しかけるイメージがある」というので、日本共産党が大資本と中小企業経営者を区別していること、中小企業の経営を守るために経営者とも共同しながら発注元の大企業に社会的責任を果たさせる運動をおこなっていることを紹介すると、「ほう、ええ話やないか」。
「けど、ソ連・北朝鮮と同じイメージが強い」というので、旧ソ連や中国毛沢東派からの干渉とたたかって最後は相手に誤りを認めさせた日本共産党の自主・独立の歴史と路線を話すと、「ほおー、そんな話、誰も知らんで」と感心していました。
あとで彼は、他の友人たちに「俺も共産党になった」と冗談ぽく語っていましたが、「これからのこと考えたら不安で夜も眠れない」(K君)ほどの閉塞感が充満している日本を、「こう変える」という展望や、日本共産党をまるごと語ることの大切さを感じました。
みんな真剣に新しい政治を模索しています。