2010年08月01日
冗談じゃありません!広島に行っている間に、菅首相がまたも突然の記者会見(30日夕)。そこで衆院比例80議席、参院40議席を削減する「国会議員定数削減」案を8月中に民主党内で取りまとめ、12月までに与野党で合意するよう、民主党の枝野幹事長、輿石参院議員会長に指示したと語りました。
衆院比例80削減は、昨年の総選挙で計算すると、民主党が42%の得票で68%の議席を得ることになるもの。衆院の3分の2以上の議席があれば、参院で法案が否決されても民主党単独で再議決を強行できることになります。
しかも、「まずやらなければならないのは無駄の削減の実行だ。国会議員自身が身を切ることも必要だ」と述べ、消費税増税について「財政再建の課題は、どなたが総理大臣であろうが、どの党が政権を担当しようが避けて通れない大きな課題だ」と強調したそうです。
まさに、消費税増税を国民に押し付ける“地ならし”としての国会議員定数削減です。参院選での国民の審判に対する反省がまるでありません。
民主主義を破壊し、国民の暮らしを破壊する2重3重の暴挙を、参院選大敗の直後に打ち出す菅首相の感覚が理解できません。党派を超えた共闘で、なんとしても比例削減を阻止しなければなりません。
★早めに上京し、予算委員会のバッターに立つ笠井衆院議員に、大阪で人気の「りくろーおじさんのチーズケーキ」を差し入れ。