2010年07月18日
参院選の結果が出て以降、初めて大阪の自宅に戻りました。遅まきながら、ご近所の「しんぶん赤旗」読者、支持者のみなさんにごあいさつ。激励とともに、貴重なご意見も聞かせていただきました。
消費税増税について、「絶対困る」という意見とともに、「正直、上がっても仕方ないと思う。こんだけ赤字があったらどうすんの?って。ただ増税してほんまに(財政再建に)使われるんか、私らにはわからん」の声も。やはり、マスメディアの「消費税増税不可避」キャンペーンの影響は大きい。
応援していただきながら後退したことをお詫びし、「これからどういう活動をしたらいいと思いますか?」と聞いてもみました。
「近所の寄り合いに顔を出して、難しいこと言わんと茶飲み話することも大事やで。主婦は難しいことゆうてもわからん。主婦にもわかる話せなあかん」と典型的な大阪のおばちゃん。そこで、共産党の消費税増税反対論を説明すると、「難しかったかもしれんな。たまには主婦の声聞くのも大事やな」。なるほど、一方通行の大演説会でなしに双方向型の気軽なつどいですね。スルドイ!
子育て中の男性は、「う〜ん、正直どの党に任せたらやってくれるんか、わかりません。民主党もマニフェストにはいっぱい書いたけどフタ開けてみたらできませんでしたってなった。自民党も選挙前まで民主党のバッシングばっかりで、自分たちがなぜできなかったのか言わない」。
続けて、「相手をたたくことから入るんじゃなくて、自分たちはこうした、こうすると前向きな話をしてほしい」。なるほど、実績、結果ですね、に、「そう、結果も大事やから」。そうですね、野党でも政治を動かしたっていえるものもありますからね、に、「そう、そういうことを伝えてほしいと思います」。
知恵は現場にあり、生きた提案は有権者の中にある――しっかり生かしたいと思います。ありがとうございました。