午前中、総務委員会。午後、シベリア抑留者補償法案の打ち合わせのあと党本部で会議。中座して大阪で行なわれた全港湾阪神支部・郵便２分会争議２周年「高裁闘争勝利をめざす５・１１決起集会」に駆けつけました。

　長年、郵便輸送を専門に担っていた「近畿高速郵便輸送」「大阪エアメール」の２社。ところが２年前、郵政民営化の流れの中で、一方的に事業閉鎖・会社清算され、労働者全員が解雇されました。労働者たちは「こんなことは許せない」とたたかいに立ち上がり、２月の地裁での不当判決にも屈せず、たたかい続けています。

　私も２年間で3回、この問題を国会で取り上げました。ですから万難を排して激励に馳せ参じなければならないのです。

　なんとか閉会前に間に合いました。私は、沖縄県民・徳之島島民のたたかいが政治を大きく動かしていることにも触れつつ、「たたかってこそ道は開ける。たたかってこそ世の中は変わる。みなさんがたたかい続ける限り、私もともにたたかう」と連帯のあいさつ。

　争議団代表の河野さんが「トラックのハンドルをもう２年も握っていない。郵便物を輸送して社会的に貢献してきたと思っている。考えもしなかった失業となり、家族の生活設計もメチャクチャにされた。きびしいがここでやめるわけにいかない。すべての郵政で働く労働者のためにもがんばる。暖かいご支援を」と決意表明。

　静かな語り口の中にも、労働者の生活と誇りを破壊した日本郵政への激しい憤りとたたかう決意を感じます。５月２０日から東京に常駐してたたかいの輪を広げるとのこと。よーし、勝利めざし団結してガンバロー！！！

　あす朝、本会議があるので、そのまま東京にとんぼ返り。新幹線車内から更新しています。

　★PS．きょうの「しんぶん赤旗」に「米国務省との会談での志位委員長の発言――普天間基地問題について」と「米国訪問の全体を振り返って――ワシントンDCでの志位委員長の記者会見」が詳しく掲載されました。

　じっくり読んで胸が熱くなりました。米国務省での発言は大変きびしいやり取りがあったことをうかがわせるものです。それでも最後に米側から、「見解が違っても意見交換するのは有益であり、民主主義の基本です。これからも続けましょう」との発言がありました。

　これは、変化しつつあるアメリカにさらなる変化を促す働きかけであり、本当の日米友好関係を築く第一歩を踏み出すものだと思いました。こういうスケールの大きな外交を展開している党があることを熱く熱く語りたい！