徳之島からの回答は「全面拒否」でした。昨日の鳩山首相と徳之島３町長との会談で、「部隊１０００人移設」も「訓練のみ移設」も「協議の継続」もすべて「ＮＯ！」が突きつけられました。

　一昨日、徳之島を飛び立つ３町長に、見送る１０００人の住民から、２万６千筆（島内人口と同数！）の「移設反対署名」が手渡され、「気張れよー」「お茶も飲むなよー」の掛け声が飛びました。文字通り「島ぐるみ」の拒否回答です。

　もはや普天間基地の「移設先探し」は完全に行き詰りました。沖縄県内はもとより、日本国内のどこにも移設先はない、海兵隊はアメリカに帰ってもらうしかないことがはっきりしたのではないでしょうか。沖縄、徳之島のたたかいと連帯した本土のたたかいが決定的に重要な局面です。

　そんななか、「日本共産党　市田忠義・清水ただし事務所」びらきが、きょう大阪市内のホテルで行なわれました。３００人を超える方にお集まりいただき、期待と激励のお言葉をいただきました。

　第２部は「市田さんを囲んでの懇談会」。私が司会を務めました。ここでも各分野のご代表から切実な要求・政策提案とともに、日本共産党と市田・清水両候補への期待・要望が語られました。

　予想される参院選の公示日（６月２４日）まであと４７日。「日本共産党の勝利は、国民の新しい政治への探求のプロセスをさらに促進し、『過渡的な情勢』を前にすすめる最大の力となる」（日本共産党第２５回党大会決議）との党躍進の政治的意義を深くつかみ、私自身“熱伝導師”となって党と後援会のみなさんに燃えていただこうと決意を新たにした事務所びらきでした。