きょうの大阪は五月晴れ。絶好のメーデー日よりでした。第81回大阪メーデーが行われた扇町公園には色とりどりの組合旗やのぼりがはためいていました。働くものの団結で、雇用と生活を守ろう！核兵器も基地もない平和な日本をつくろう！

　いつものように、吉井英勝、宮本たけし両衆院議員、清水ただし参院大阪選挙区候補、党大阪府会・市会議員団とそろってデモ終着点でメーデー参加のみなさんを激励。「お久しぶり」「がんばってます」とエールの交換ができました。

　午後、北河内を縦断する第2京阪道路が開通して１カ月あまり。沿線の党議員団（門真、寝屋川、交野、枚方）が集まり、住環境への影響や今後のまちづくりについて意見交換を行いました。黒田まさ子府会議員とともに参加。

　第2京阪道路について、国交省などは「遮音壁をこれだけつけた道路はない」と自慢しますが、それだけ都市部の住宅密集地を走る高速道路だということです。意見交換では、環境監視（大気、騒音）の測定場所に住民の声が反映されていない、早くも交差点で死亡事故など事故が多発している、「緑立つ道」というが道路わきにほとんど緑がない、沿線のまちづくり計画が住民も議会も知らない間に決められている、などの問題点が浮かび上がってきました。

　さっそく、黒田府議、亀井あつし、井上まり子両門真市議と現地視察。

　「緑立つ」どころか土がむき出しのままで「ほこり立つ」道路になっている部分が多い。

　死亡事故の起こった交差点では、高速道路のぶっとい橋脚の陰にかくれて自転車や歩行者の信号が見えなくなっていました。高速道路利用者のことは考えても、その下に暮らす住民のことは真剣に考えていないと思わざるを得ない構造です。

　息子さんが交差点を自転車で渡っているときに車にはねられ怪我をされた方からお話をうかがいました。遮音壁で自動車が見えにくい、歩行者用信号の時間が短い、既存の道路と第２京阪が斜めに交差していてドライバーも運転しにくい、などなどの問題点がわかりました。