大阪・泉佐野市議選（５月９日告示、１６日投票）の応援。くぼ和江、高道イチロー（以上現）、山下ゆみ（新）の各候補と街頭演説などを行ないました。２カ所の駅前ロータリーでの反応はとてもよく、どちらも通行人が足を止めて最後まで聞いてくれました。

　国政では普天間問題にしぼって訴えました。普天間基地の写真パネル、９万人超が集まった沖縄県民大会を報じる「沖縄タイムス」を掲げて訴えると、客待ちのタクシードライバーも覗き込むように見てくれます。

　きょうから訪米する志位委員長が、２１日にルース米駐日大使と会談し、核廃絶問題とともに普天間基地の無条件返還を求める日本共産党の立場を率直に伝えたこと、それを「朝日」が「対米外交　共産党を参考にしては」と書いたことを紹介し、参院選でも市議選でもこの日本共産党を伸ばしてほしい、と訴えるとあちこちから拍手が起こりました。

　スケボーを楽しんでいた若者たちも演説を聞いていてくれ、「アメリカは大きな顔をしている」「普天間基地をどけてスケートパークにしてほしい」と話してくれました。ＯＫがんばるから。

　泉佐野市政問題では、「早期健全化団体」となった市財政について、私自身が副市長と懇談し、国からの公共事業押し付けと地方交付税カットが市財政を深刻な事態にした点を国会で原口総務大臣に認めさせたこと、ならば市財政健全化に国も必要な支援を行なうのが筋だと、党市議団とともに総務省と交渉し起債の返済期間の拡大をみとめさせたことを報告しました。

　国政でも市政でも、国民・市民の立場に立って政治を１歩でも２歩でも前に動かすのが日本共産党だ、のくだりでも拍手が。人々はこんな話を聞きたがっている、いま視野を広げて打って出て党を語ることがとても大事だと実感しました。

　街頭演説後、くぼさんと歩いた商店街では、「民主には期待はずれだし、いまさら自民には戻れんし…」の声とともに、沖縄の９万人の集会の写真が大きく載った「しんぶん赤旗」日曜版を見て「これでまた変わるかもしれませんね…」と購読してくれる人もあるなど、１人の日刊紙読者と３人の日曜版読者が増えました。働きかければかけるだけ変わる情勢なんですね。

　岸和田のだんじりを保存している方に間近でだんじりの彫り物を見せてもらうなど、思わぬ体験もでき、実り多い活動となりました。