おーっ、けさの「日経」「朝日」に昨日の私の質問が紹介されていました。鳩山首相が「医療費の窓口負担軽減」を「新たに検討していきたい」と答弁したことと、亀井郵政担当相が「郵政の非正規社員の正社員化」を「時間をかけずに速やかに」進めると述べたことです。それぞれの記事にちゃんと「共産党の山下芳生議員への答弁」と載っています。

　よっしゃ、2打数２安打。がんばってよかった！ご協力いただいたみなさんに感謝です。

　★というわけで、気をよくしてきょうも総務委員会で質問。先月訪問した夕張市の「財政再生計画」について原口総務相の認識をただしました。

　きょうもいい答弁を引き出すことができました。原口総務相は、夕張市の財政破たんは、エネルギー政策の転換や地方交付税の削減など、旧政権時代のこととはいえ「国にも責任がある」ことを認めました。

　そして、東京２３区と同じ広さがある夕張市に、現在６校ある小学校を１つに集約したうえ、スクールバスでなく路線バスで通学させる計画について、総務相は「ちょっとひどすぎると思う」と答弁しました。

　これは大きい。計画実施までまだ１年ありますから、その間に夕張の未来を担う子どもたちにしわ寄せがいかないよう、国の責任で必要な支援策をとってもらいたい。

　★質問後、山下室で来週の質問の打ち合わせ。その後、党本部で参院選闘争本部会議。品川発２０：０７の新幹線で帰阪。新大阪から大阪、京橋軽油で自宅の最寄り駅・野崎に到着する直前、２３：３０頃、電車の中でNTTの木村さんに声をかけられました。

　退職者送別会の帰りだとのこと。木村さんはかばんの中から、先日の予算委員会で私が「５０歳退職・賃下げ・再雇用」制度について質問した会議録を取り出し、「この会議録がNTTの職場で広がっています」と報告してくれました。

　ナント、大阪でも和歌山でも、「５０歳退職・再雇用」制度に「労使合意」した連合・NTT労組の労働者が会議録を広げてくれているというのです。それはすごい。この質問は、「退職・賃下げ・再雇用」に応じず「遠隔地配転」された木村さんたち通信産業労組のみなさんの思いだけでなく、泣く泣く「退職・賃下げ・再雇用」に応じたNTT労組の労働者の思いも代弁するつもりでおこなった質問でした。

　それがちゃんと伝わっているんだと思うと、とてもうれしい気持ちになりました。