2010年02月19日
大事な局面での集会でした。「２・１９緊急院内集会 政治主導で解決してほしい！ ～派遣法抜本改正の骨抜きは許せません～」に参加し、党を代表して連帯のあいさつ。
１７日に厚労省が労働政策審議会に諮問した労働者派遣法の改正要綱案は、抜本改正といいながら“２つの大穴”が開いています。
私は、先日の志位委員長の予算委員会の論戦も紹介しながら、①製造業派遣の「原則禁止」をいいながら、「常用方派遣」を禁止の例外としており、このままでは「原則禁止」ではなく「原則容認」になる、②登録型派遣の「原則禁止」をいいながら、「専門２６業務」については禁止の例外としており、抜本的な規制強化をはからなければ、１００万人が派遣のまま使い続けられることになると強調。
「国民のたたかいが大事です。日本共産党は、志位質問をパンフレットにして、全国津々浦々、草の根から、本当の抜本改正を求める世論と運動を起こしていきます。ともにがんばりましょう」と決意表明。
会場からあふれるほどの参加者が、まなじりを決した表情で「よし」の声と拍手でこたえてくれました。その後、真の抜本改正にむけ、政府・与党内での修正を期待していた人たちからも、失望と怒り、たたかう決意が語られました。
