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党派を超えた説得力を持つ市田演説

2010年02月03日

photo 国会で缶詰め状態の1日でした。午前10時から夕方4時半まで参院本会議。昼休憩時に国民生活・経済調査会の理事懇談会。本会議終了後、自治労連のみなさんと諸課題について意見交換。

 本会議は各党代表質問の2日目。日本共産党から市田書記局長が質問に立ちました。10分間の短い演説でしたが、鳩山首相が「いのちを守りたい」と繰り返したのに対し、「あなたの言葉とは裏腹に、実際にはいのちが一層脅かされている」と喝破。高齢者の税・保険料負担、医療費の窓口負担、製造業派遣禁止の抜け穴など、暮らしの不安が募り、いのちが危機に瀕していることを示して、政策の根本的転換を求めました。

 「そうだ」「そのとおり」と合いの手を飛ばしていると、私の右手の方からも同じような声が。自民党議員の何人かも合いの手を入れていました。

 「派遣切りの何が国民から厳しく批判されたのか。それは、日本を代表するトヨタやキヤノン、パナソニックといった大企業が、生きた人間を必要なときだけ、安い給料でこきつかって莫大な利益を上げ、あとはモノのように使い捨て、職場からも寮からも追い出して恥じないという、横暴勝手な振る舞いでした」との市田さんの演説に、自民党席から「そうなんだよな」のつぶやき。

 「普天間問題の原点はなにか。普天間基地が作られた場所には、民家も役所も郵便局も墓地もありました。普天間だけでなく沖縄の米軍基地はその多くが、戦時国際法にも反して、銃剣とブルドーザーで米軍に無法に強奪された土地であります。それを、別のものをよこさなかったら返さないというこんな無理無体なことはないではありませんか」のくだりでは、「そう、そこが始まりなんだよ」の声が。

 そして、人口密集地に基地をつくり全国各地で低空飛行訓練をやる在日米軍基地の実態、同じ敗戦国のドイツと比べても屈辱的な日米地位協定など、「異常な日米関係」の是正を求めるくだりでは、「そうだ。これまで自民党も情けなかった」と反省の弁が。

 しかし、わかっちゃいるけどやめられないのが自民党。自席でぼやいているだけでは「党再生」はならないのでは?

 いずれにせよ、事実と道理にもとづく主張は、党派を超えた説得力を持ちます。この国のあり方、進路を模索するすべての人々に、ぜひとも聞いてもらいたい市田さんの演説でした。

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