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名護市長選の結果に… 「臨時教職員黒書」 加古川決起集会 

2010年01月25日

 昨夜の名護市長選挙の結果には感激しました。「辺野古に新たな米軍基地はつくらせない」という市民の意思がはっきりと示されました。基地のない沖縄と日本をめざし、沖縄のたたかいに連帯してがんばろうと心が熱くなりました。ありがとうございました!

 ところが、きょうの鳩山政権のコメントはまったく煮え切らないものでした。鳩山首相は「国の責任でしっかりと普天間の移設先の結論を出す。民意は民意として受け止めさせていただく」と述べ、辺野古への移設を断念するかどうかについては言及を避けました。

 平野官房長官も「(選挙結果は)民意のひとつであることは否定しないが、そのことで辺野古が削除だという判断には立たない。ゼロベースで最適地を探す」と述べました。

 民主党も推薦した市長候補が勝利したというのに、この冷たい反応は何でしょう?一部新聞が書いたように、「移設先」探しが難しくなるので本当は勝ってほしくなかったのではないかとさえ思ってしまいます。

 しかし、政権や民主党の思惑がどうであれ、名護市民、そして沖縄県民の意思ははっきりと示されました。鳩山政権は、この意思を正面から受け止め、「普天間基地の無条件返還」をかかげてアメリカと交渉すべきです。沖縄と本土ががっちりスクラム組んで日米両政府に迫っていきましょう!

photo ★午後、臨時教職員の待遇改善を求めて、兵庫県高等学校教職員組合、全日本教職員組合の代表と総務省交渉を行いました。

 「人が人として大切にされる学校を 臨時教職員黒書2009」(兵庫県高等学校教職員組合)を読んで、身につまされました。一部紹介します。

 ●「有給休暇」が存在することに驚きました。いままでそのような説明を受けたことがありませんでした。(非常勤20代)

 ●(複数の学校を)兼務することが多く。持つ授業の種類が多くなり、仕事(予習、準備)を家に持ち帰らざるを得ない状態です。私の場合、実質4教科の予習や準備をしなければならず、週に2日は徹夜状態で仕事をしなければなりません。(非常勤20代)

 ●8、12、3月の給料がほとんどないのは生活していくうえでかなり厳しいです。(非常勤30代)

 ●1年毎の更新になるので次年度に引き続き任用されるかがとても不安です。(非常勤20代)

 ●臨時教員として約20年切れ目なく仕事をしてきた。毎年秋になると次年度のことが気になり、精神的に不安定になる。継続されることになっても空白の一日を越えるとまったく新人扱いとなり、職場内でも臨時であることを改めてレッテルを貼られる(職員会議の資料に新しい分掌欄に(女)とだけ書かれるなど)。教諭と同じように(それ以上に)働いているつもりでも、ことある毎に差別される気がしてユーウツになる。(常勤50代)

 ●体育クラブの顧問をさせて、休日も出勤させたり、正規職員と同じように残業をしている臨時職員もいます。臨時教員には休日出勤や残業をさせない職場づくりをしていただきたいと思います。(常勤30代)

 ●正規採用をめざして毎日がんばっている臨時・時間講師に対して報いるような採用をしてください。早く採用されて働きたいです。(非常勤30代)

 現在、兵庫県では2,500人もの法定定数内の臨時講師が教壇に立っています。法定定数内の職については本来正規に任用すべきものです。様々な行政の都合によって臨時的任用にとどめ、恒常的に多数の人々に差別的な待遇を強いるやりかたは直ちに是正されなければなりません。

 正規採用者が少ないため、「任用候補者名簿」に載っている候補者では足りないので臨時的任用をしている、との兵庫県人事委員会の言い分に対し、総務省の担当者は「臨時に試験をするとか、同種の試験の採用者を任用すべき」との見解を示しました。

photo これは兵庫県だけの問題ではないはずです。政府として実態を把握し、責任を持って解決にあたるようしなければなりません。交渉には、宮本岳志衆院議員、堀内照文参院兵庫選挙区候補も同席してくれました。

photo ★交渉を中座し、新幹線で兵庫県加古川市へ。夜、6月に行われる市議選と、7月の参院選の決起集会に駆けつけました。市議選は、定数削減のなか、現職の党市議が3人そろって新人と交代するという大胆な挑戦です。しかし、新人候補はフレッシュな顔ぶれで大変いい感じでした。

 星原幸代選対本部長・兵庫県議の報告の後、私から国政での日本共産党の役割を中心に20分余りの短い演説。笑いや掛け声も飛んで熱い反応でした。演説後すぐさま東京にとんぼ返り。宿舎着は日付が変わっていました。ふーっ。おつかれさん。

 

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