2009年11月28日
いい集会でした。「最高裁は非正規労働者1700万人の声を聞け! パナソニックPDP吉岡君の解雇撤回! 11・27最高裁報告集会」。会場はたたかう労働者たちの熱気であふれていました。
松下プラズマでの偽装請負と直接雇用後の雇い止めに対して、裁判でたたかっている吉岡力さん。私も3年前から応援しています。
昨年4月25日、大阪高裁は、偽装請負で働かされてきた吉岡さんと派遣先の松下プラズマとの間には「黙示の雇用契約」が成立していることを認める判決をくだしました。“適法でない労働者派遣は、職業安定法と労働基準法で禁止された労働者供給事業となり無効”とした画期的な内容です。判決は、「派遣切り」「雇い止め」され、全国各地でたたかう多くの労働者たちに勇気と希望を与えました。
松下プラズマ側の上告を受け、27日、最高裁は口頭弁論を開催。傍聴席には経団連企業幹部の姿もあったそうで、財界が大阪高裁判決を総力挙げてつぶしにかかっていることは明らかです。
集会では、村田浩治弁護士による裁判報告、パナソニック、いすゞ、キヤノンなどで同じように「派遣切り」され裁判でたたかっている労働者の連帯あいさつがありました。私も、志位委員長からのメッセージを紹介しながらあいさつ。仁比議員と。
判決は12月18日午後3時と決まりました。全国の草の根の力を結集して、最高裁での勝利判決を実現しよう!