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過疎地域自立促進連盟大会であいさつ 笠井質問を応援 大阪保育運動連絡会のみなさんと懇談

2009年11月04日

 午前中、国会図書館調査及び立法考査局から「世界の郵政民営化」についてレク。午後、全国過疎地域自立促進連盟の大会であいさつ。その後、衆院予算委員会で笠井議員の質問を応援傍聴、大阪の保育運動連絡会のみなさんと懇談、議員団会議など。

photo ★現在、過疎地域は730市町村。約1千万人の人々が暮らし、国土面積の5割強に広がっています。現行の過疎法が来年3月末で失効するため、全国から過疎地域の首長さん議長さんたちが集まって、九段会館で新過疎法制定を求める総決起集会が行われました。

 各政党の代表があいさつ。私は、おととい訪ねた岩手県九戸村の村長さん、3年前訪ねた奈良県下北山村の村長さんのふるさとを守る思いと努力を紹介したうえで、国土保全、都市への食糧供給など多面的機能を担ってくれている過疎地域が、地方交付税の削減、市町村合併の押し付けによって、行政サービスの低下と人口流出に拍車をかけられ苦しんでいると指摘。

 日本共産党は、@地方交付税の復元、A国から地方への不当な支配の仕組みをなくす、B過疎法の延長・充実、新過疎対策法の制定の実現にがんばります、とあいさつさせていただきました。

 夕方の議員団会議で、高橋千鶴子議員から「来室した青森の過疎地の代表が『すばらしいあいさつだった』ってものすごく感激してたよ〜」、紙智子議員から「北海道の代表もそういってた」、赤嶺政賢議員から「沖縄の代表も『共産党の若い議員は歯切れが良かった』っていってました。山下さんでしたか」など、反響を紹介していただきました。それはよかった!(あいさつは後日、「ニュースとお知らせ」のコーナーに掲載します)

photo ★笠井亮議員の衆院予算委員会での質問は、まさに「建設的野党」の論戦かくあるべしの見事な内容でした。笠井さんは1時間10分の持ち時間のうち45分を沖縄・普天間米軍基地問題にあて、「国外移設または県外移設」の公約から後退する鳩山政権の姿勢をただしました。沖縄県民の思いを代弁した論戦は、完全に衆院第一委員会室の空気を支配しました。

 岡田外相は「公約というのはマニフェストに書かれたものをいうのであって、選挙中のテレビでの(鳩山代表の)発言は公約ではない」、「私が代表のときに国外移設を公約した時点とくらべると、いま新基地建設計画は大きくすすんで9合目まできている」など、問題発言や言い訳に終始。笠井さんの二の矢、三の矢、四の矢、五の矢にコーナーに追い詰められました。

 しかし、追い詰めても決して「あなた方に外交を担う資格はない」などとノックアウトしないのが、自民党政権時代の論戦とちょっと違うところ。笠井さんは「沖縄県民の思いを代表して、普天間基地即時撤去、国外移設をかかげてアメリカと堂々と交渉すべきだ」と鳩山首相に迫りました。11月8日の沖縄県民大会をはじめとする国民運動とスクラム組んで、新政権の態度を前に動かすために大きな力となる論戦でした。

 残り25分の雇用問題の質問もよかった。私も一緒に調査した、愛知で非正規切りされた労働者の実態、懲りずに再び「使い捨て雇用」を繰り返しているトヨタの実態を告発。鳩山首相も「労働者は悲惨だと思う」「企業に申し入れる」と答弁しました。よしっ!

 笠井さん、Good job!!

photo ★大阪の保育運動連絡会のみなさんが30人も上京してくれました。保育の最低基準(保育室の面積や保育士の配置人数など)を廃止する政府の動きを止めようと、全国からたくさんの人が集まったそうです。1時間あまり保育の実態と心配を聞かせていただきました。

 「最低基準があるいまでも、『定員の弾力化』で、大阪市の民間保育所では本来の定数の200%を超える子どもたちが入所している」

 「日本の最低基準は“世界で最低の最低基準”。スウェーデンでは、子どもたちの食べる部屋、寝る部屋、遊ぶ部屋がもちろん分かれている。日本もそんな水準に持っていくべきなのにもっと下げるとは!」

 「いまの保育士の配置基準でさえ、早朝と夜の時間帯は保育士が足りず、15人の子どもたちを2人で“見張っているだけ”の保育になっている。最低基準がなくなったら子どもの命にかかわる」

 「経費節減で、0歳児の人間関係の発達に重要な布オシメをすべての子どもたちにつけることができなくなった」

 「市の予算削減で壊れた蛍光灯を直せず、薄暗い保育室のままになっている」

 「国の補助金廃止、一般財源化でシャワーがなく、くさいトイレの手洗いで子どもを洗っている」

photo などなど、貴重な意見をたくさん聞くことができました。保育の最低基準は、憲法25条や子どもの権利条約に基づいて、子どもたちの発達を社会として保障するものです。「地方分権」や「財政難」を理由にそれを切り下げることは社会の後退です。なんとしてもストップをかけるために私もがんばりたいと思います。

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