市田質問を”合いの手”で応援 障害者デモ バンドー化学
2009年10月30日
朝から1日、参院本会議でした。午後、市田書記局長が登壇。登壇直前まで、「きょうはのどの調子が良くない」と言っていた市田さん。真夏の総選挙で誰よりも全国各地を遊説された疲れでしょうか。
ならば、われわれがサポートしなければと、あらかじめ市田さんの質問原稿に目を通し、「そうだ」「そのとおり」「大事な点だ」などの“合いの手”を入れるポイントをチェック。10分間でかなりの回数の“掛け声”となりましたが、NHK中継で聞こえたでしょうか?
市田さんの声も心配したほどではなく、「政府が受け止めたのは、沖縄県民の思いではなく、アメリカの思いではないか」などの質問に、民主党席も自民党席もしんと聞き入りました。「建設的野党」の論戦はチームワークも大切です。
公明党・山口代表の質問には「あれ?」と思うところがありました。自民党が強く反対している「永住外国人の地方参政権」をあえて提起したのです。政権から転落したとたん連立相手との距離を置きはじめたのか?自民党席からは「どうも危険な香りがする」とのボヤキが聞こえてきました。
★本会議終了後、障害者自立支援法の廃止とあたらしい総合的な障害者基本法の制定を求めるみなさんのデモを議面前で民主党とともに出迎え。昨夜の労働者派遣法抜本改正と同じく、こちらも幅広い障害者団体の5年にわたる不屈のたたかいが政治を動かしました。たたかってこそ明日は開かれる――連日そう感じる国会です。
★きょう10月30日は、バンドー化学神戸工場の期間労働者が一方的に解雇される日。現地では本社包囲行動がとりくまれているはずです。駆けつけて激励したかったのですが、本会議のためかなわずメッセージを送りました。
「バンドー化学のやり方に怒りを感じます。しかし、みなさんの勇気あるたたかいは、必ず“人間らしく働くルール”をつくる大きな力となり、世の中を変えるマグマとなることでしょう。最後までともにたたかいます」と。