あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき
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大阪で「国会報告・要求懇談会」 新しい日本の中身が見えました

2009年10月10日

 きょうは、大阪で「国会報告・要求懇談会」。100人近い参加者があり、18人の団体代表から発言がありました。いずれも国民生活のリアルな実態と要求、政策課題がよくわかる練られた発言で、今後の国会活動に大いに参考になるものでした。

photo 「大阪港に米艦船を入れるなと大阪市に申し入れたが、政府が核密約を調査しているときにどうするのか?と迫り、初めて我々が“押してる”と感じた」(非核の会)との発言もあり、私たちが新しい政治の扉を開き、要求運動でも新たな時代に入ったことを確信することができました。

 もうひとつ。私たちは、「国民が自公政治に代わる新しい政治を探求する時代の本格的到来」(志位委員長の党創立87周年記念講演)と位置づけていますが、「新しい政治」の中身の探求はどこに向かうか。きょうの発言のなかからも見えてきました。

 「緊急の失業対策とともに、人間らしく働けるルールが必要。夜11時に帰宅して『今日は仕事が早く終わった』という青年など、精神的閉塞感も強く、うつや自殺も増えている」(民青同盟)

 「給付制の奨学金をつくるのもいいけど、そもそも学費が高すぎる。アルバイト代では足らず、サラ金から借りる学生もいる」(学生)

 「『福祉の構造改革』路線を打破することが大事。障害者施策だけ前進してもダメ。トータルで太い論争テーマを立てる必要がある」(障連協)

 など、この国の政治と社会の進むべき方向、あるべき姿が語られました。

 そして、新しいルールづくり、新しい予算の使い方は、決して机の上でできるものではありません。目の前で困っている人に手を差し伸べ、ぶつかっている問題を解決する運動とたたかいを通じてこそ実現するものです。

 その点で、

 「『追い出し屋』が家賃滞納者の『ブラックリスト』をつくり、“二度と貸かさない”行動にでている。人権侵害、プライバシー侵害、居住権侵害だ。被害は貧困者に集中する」(借地借家人組合)

 「高齢者雇用安定法があるのに、ほとんどの企業では勤務成績で(定年から65歳までの)再雇用者が選別されている。賃金差別だけでなく首まで切られる」(JMIU)

 「委託契約の『労働者』が形式的に『個人事業者』とみなされ、労働組合をつくり団体交渉することが拒否されている。派遣法抜本改正の“抜け道”として重大問題」(建交労)

 「指定管理者制度導入で、大阪市の地下鉄清掃事業は入札により一番低い価格で落札された。1日6時間、週6日働いて賃金は月12万円弱。税金と保険料を引いたら生活保護基準を下回る。大阪市に生活保護申請したら受理された。生活できる賃金を保障する『公契約法・条例』制定は公正社会をつくる土台」(大阪労連)
 
 など、目の前で解決すべき課題も具体的に提起されました。国会でもしっかりとりくみたいと思います。現場のたたかいとがっちりスクラム組んで。

photo 山口勝利党大阪府委員長が主催者あいさつ、吉井英勝、宮本たけし両衆院議員、私が国会報告とまとめ、清水ただし参院大阪選挙区候補が閉会あいさつを行いました。

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