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うれしいニュース2つ 演説原稿を振り返って

2009年09月07日

 きょうはうれしいニュースが2つ。ひとつは、マリナーズのイチロー選手が大リーグ通算2000安打を達成したこと。偉業をあっさりとやってのけたようにみえる彼の不断の努力、自律の精神は尊敬に値します。

 もうひとつは、民主党・鳩山代表が、温室効果ガス削減について、「2020年までに1990年比で25%削減する」との日本の新たな中期目標を、22日からの国連気候変動サミットで世界に宣言すると表明したこと。

 これまで日本政府が発表した中期目標は、「2005年比15%削減」(90年比にするとわずか8%減)というきわめて消極的なもので、各国やNGOから強く批判されていました。私も総選挙中のTV討論会で自民・公明両党にその点を指摘しました。

 それが総選挙を経て大きく転換するのです。環境問題でも主権者・国民の力が発揮されたことを喜びたいと思います。

 ★きょうは、自宅で総選挙中の資料の整理、お礼状、『前衛』の送付作業など。

photo 総選挙でしゃべった街頭演説の原稿がたくさん出てきました。私はA4サイズの紙を四つ折りにして手書きの原稿をつくるのですが、衆院解散から投票までの40日間で7種類ありました。公示後の12日間だけでも4種類。3日に1回、演説内容を変えていたことになります。

 確かに、今回の総選挙ほど演説内容をつぎつぎ発展させた選挙はありませんでした。背景に、国民意識が日替わりで前進・発展したことがあります。

 おおざっぱに言って、自公政権への怒り→「政権交代」=民主党への期待→各党マニフェストに対する関心の高まり(子育て支援など各分野の政策とともに財源論にも注目)→「民主党300議席」予測への不安、という流れで国民の政治意識の発展があったと感じます。

 そうした国民の意識にかみ合う形で、「自公政権への怒りの代弁者」、「日本共産党がめざす新しい日本の中身」、「民主党中心の政権に対する『建設的野党』」、「『建設的野党』としての2つの仕事」という具合に演説の重点も変えていきました。

 演説しながら人々の反応を見て、また、世論調査の結果も踏まえて、どのタイミングでどう演説を変えるかを決断するのが非常に大事な選挙でした。
 
 今回は、自分なりに機敏に正確に切り替えることが出来たと思います。もちろん、志位委員長はじめ党幹部の演説、講演などが大いに参考になったことは言うまでもありません。

 激しくも、面白く、やりがいのある選挙戦だったと、演説原稿をたどりながら振り返ったのでした。




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