あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき
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いいです! 「建設的野党」としての“2つの仕事”

2009年08月22日

 きのうの外国特派員協会での志位委員長の講演は大変参考になりました。志位さんは、総選挙後の新しい政治局面で、日本共産党が「建設的野党」として“2つの仕事”にとりくむことを強調しました。

 私がなるほどと参考になったのは、“2つの仕事”の順番です。志位さんは、第1に、民主党政権に対して「良いものには協力、悪いものには反対」の立場を貫き、現実政治を前に動かすという仕事をあげ、第2に、「財界中心」「日米軍事同盟中心」という日本の政治のゆがみを大本から正し、「国民が主人公」の新しい日本をつくっていく仕事をあげました。

 ひと言で言って「現実政治を動かし、大本を正す」ということです。いまの国民の意識にかみ合った順番で、日本共産党の存在意義をわかりやすく押し出す語り方です。

 さっそく街頭演説や屋内集会でもこの順番でやってみました。いいです!自分でも訴えやすいし、聞く側も聞きやすい感じがします。

 けさの「毎日」には「自民、100議席割れも」「公明も現状維持困難」とありました。国民のいちばんの関心は、自公政権を終わらせたあと、どんな政治をつくるのかに完全に移っています。

 各世論調査で300議席を越す勢いの民主党に対し、国民は、“自公政権を退場させる手段として1票投じるのであって、政治の中身まで白紙委任するわけではない”と感じ始めていると思います。その民主党政権に対し、「良いものには協力、悪いものには反対」を貫く「建設的野党」の存在は、もはや日本共産党支持者の範囲を超えて「国民的意義」があります。

 そのことをまず第1に訴えることで、広範な国民の共感を得ることができるように思います。同時に、日本共産党の役割は、民主党政権への“お目付け役”“ご意見番”にとどまるものではない。日本の政治のゆがみを大本から正すという、次の段階への政治と社会の進歩の促進者としての、かけがえのない役割もあるんだということもしっかり訴えることで、党の値打ちをさらに突き出すことができます。

 残る1週間、「現実政治を動かし、大本を正す」との訴えは大きな力を発揮するでしょう。比例代表で全国650万票、全国11のブロックすべてで議席を獲得し、増やす――日本共産党の政治目標が、国民の願いになりつつあります。がんばろう!

 ★きょうは午前中、大阪市内を各後援会の幹部のみなさんと街頭宣伝。

 労働者後援会の服部信一郎さんは、「先ほど車椅子に乗った男性が、『子ども手当ての話はよく聞くが、この選挙は年寄りにはあまり関係ないのか』と聞いてきました。
 『そんなことありません。日本共産党のマニフェストには、子どもの貧困や若者使い捨ての問題だけでなく、長いことご苦労されて今日の日本と大阪をつくってくれたお年寄りが大切にされる政治にすることも書かれています』とお話しすると男性は涙ぐんでおられました。
 日本共産党のマニフェストには、そのための財源も、消費税増税ではなく、軍事費と大企業・大資産家にメスを入れて生み出すと書いてあります。これは自民党にも民主党にもいえないことです。日本共産党のマニフェストはピカイチだと思います」と演説。
 ぐっとくるピカイチの演説でした。

 子どもと教育後援会の松村忠臣先生は、「自公政権の下で子どもにまで貧困が広がっています。寝屋川のある母子家庭の家計が新聞に紹介されていましたが、子どもを短大に行かせるために大変な苦労をされている。
 全国一斉学力テストの結果、年収1000万円以上の家庭の子どもは、各教科とも20点〜30点得点が高いことが明らかとなりました。学力にまで経済格差がついている。こんなことは戦後の一時期を除いてなかったことです。
 学力世界一で知られるフィンランドに調査に行きましたが、高校は無料、大学も無料、そのうえ18歳になれば月5万円の給付金が支給されていました。子どもたちに学ぶ権利を保障する政治に変えなければなりません。
 中学生に、なにが不安ですか?と聞いたら、1位が進路のことで、進学や就職ができるか、2位が家庭のことで、親の仕事と健康は大丈夫か、そして3位は、自分が生きている間に戦争にならないか、でした。子どもたちの不安を解消する政治を私たち大人がつくらなければなりません。そのために日本共産党に期待します」と演説。
 難波パークス前の交差点で、何人もの通行人が足を止めて静かに聞き入り、最後に拍手をしてくれました。

 わが党の前進を願う人々の思いは熱く深い。なんとしても期待にこたえなければ!

 ★夕方から滋賀県へ。長浜市で街頭演説と農業者との懇談会、湖北町で演説会。長浜キャノンやヤンマー、日電硝子で労働組合を結成し、不当な「派遣切り」「雇い止め」とたたかっている若い労働者がたくさん応援に来てくれました。彼らの思いを胸に、演説にも力が入りました。ありがとう!
 

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