2009年08月18日
歴史的な総選挙の火ぶたが切って落とされました。朝、旧淀川区役所前の街頭演説からスタート。「日本共産党をのばして、きょうの青空のように自公政権をスカッと終わらせ、『国民が主人公』の澄みきった新しい政治をつくりましょう」と訴え。
いま日本共産党の財政論が注目されています。8月12日、私はテレビ朝日の「スーパーモーニング」に出演しました。「共産党しかいわない大きなムダづかいがある。年間5兆円にのぼる軍事費だ」として、ソ連の侵攻を想定して開発された1両8億円もする90式戦車が、とっくの昔にソ連はつぶれたのに、いまだに320両も北海道に配備されていることや、米空母を守るために1隻1230億円のイージス艦が6隻もあることを紹介。「日本を守るのに必要のない装備がたくさんある。ざっと1兆円は削れるとみている」と話しました。
リポーターは、「こういうことを言うのは共産党だけ。独自色ですね」と語り、コメンテーターのジャーナリストの鳥越俊太郎さんは、「米軍に対する思いやり予算が、毎年2千数百億円あるが、あれも削れますからね。社会保障費を2200億円削る代わりに、そっちを削れよと思う」とコメント。作家の落合恵子さんは、「イージス艦は『あたご』の事故もあった。しっかり考えたいテーマですね」と発言されました。
軍事費を含めて税金のムダづかいをやめて5兆円、大企業・大資産家への行きすぎた減税をもとに戻して7兆円。あわせて12兆円。消費税増税なしに、安心できる福祉、教育の財源をつくることはできる──この日本共産党の提案を広範な人びとが新鮮にうけとめ、「その道もあるな…」と共感しはじめてくれています。
きょうも街頭から、心をこめて訴え、たしかな手ごたえを感じました。いいスタートがきれた。この調子で12日間、たたかいぬきたいと思います。
午前中で大阪を離れ、新幹線で上京。7時からBSフジで「プライムニュース」に出演。6党代表と生討論しました。