あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき
トップページ ご意見・ご要望をお寄せくださいサイト内検索


■新着情報■

外国人労働者問題で質問 ビーフシチュー作りました

2009年06月30日

 よしっ。先週から続いた5回の質問が終わりました。きょうは総務委員会で「外国人労働者」問題を質問。先月訪ねた滋賀県湖南市など自治体の努力を紹介するとともに、政府と企業が責任を果たすよう求めました。

 法務省の入管統計によれば、外国人登録者数は、2008年末で222万人。10年間で1.5倍に急増しました。背景に、1990年、入国管理法の改正で、日系3世まで就職活動に制限のない定住資格を認めたことがあります。

 こうしたもとで、外国人労働者とその家族を「住民」として受け入れ、必要な情報や、福祉、教育など基本的サービスを提供しているのが自治体です。

 湖南市では、市の広報のポルトガル語版やスペイン語版が発行され、市役所の窓口には通訳が8人も配置されています。日本語がわからない外国人の子どもたちのために、市独自に日本語初期指導教室(さくら教室)を開設するなど、特別の対応をしています。

 こうした努力に対し、佐藤総務相は、「外国人の受け入れは国に第一義的な責任がある。自治体の真摯な取り組みに心から敬意を表したい。さらなる財政支援を検討したい」と述べました。しっかりやってもらいたいと思います。
 
 同時に、世界同時不況のもとで、いま多くの外国人労働者が、仕事と住まいを失っています。子どもの不就学も増加しています。

 私が、滋賀で20人ほどの外国人労働者の方に集まってもらい、話を聞いてわかったことは、@日本で働いてきた10数年で、全員5、6回仕事を変わっている、Aその間、正社員として働いたことはほとんどなく、非正規、とくに派遣労働が多い、B長く日本にいるのに日本語が片言しか話せない、ということでした。

 この国の政府と企業が、外国人をいかに“安価な労働力”としてしか見てこなかったかを知り、心が痛みました。

 もはや自治体の努力だけでは限界があります。政府と企業が、受け入れた外国人に対する責任を果たし、短期、中長期の生活・就労・教育支援を行うことがどうしても必要です。引き続き、関心を持って取り組みたいと思います。

photo ★というわけで、連続した質問もひとくぎりつきました。きょうは早めに宿舎に戻り、近くのスーパーで食材を購入。気分転換に2時間かけてビーフシチューを作りました。

 ワインも少しいただき、久しぶりに、緊張を解いた時間となりました。


 

感想をお寄せください。(メールニュースなどで紹介する場合があります)
■おなまえ
 ※必須
■ペンネーム(ハンドルなどを匿名希望の場合ご記入ください)
 
■メールアドレス《email》
 ※必須
■ご感想(300字まで)
 

   
ページ最上部へ   トップページへ    

 ■山下芳生国会事務所  〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館1123号室 TEL:03-6550-1123 FAX:03-6551-1123

 日本共産党国会議員団近畿ブロック事務所〒537-0025 大阪市東成区中道1-10-10ホクシンピース森ノ宮102 TEL:06-6975-9111 FAX:06-6975-9115

本サイトへのリンクや、文書・写真などの複製・転載などにつきましては、事前にご連絡をくださるようお願い致します。
Copyright since 2003, Japanese Communist Party. All right reserved.