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日比谷野音集会 製造業派遣はどんな形であれ禁止を!

2009年05月14日

photo 夜、日比谷公園野外音楽堂で「実現しよう今国会で!派遣法抜本改正を求める5・14日比谷集会」。きょうの国会周辺は夕方から気温がぐんと下がり突風が吹く荒れ模様。しかし、不当な「非正規切り」に対して各地でたたかいに立ち上がった労働者たちの「嵐に立つ」姿にはふさわしいか。

photo 4野党の代表が揃って連帯あいさつ。日本共産党の志位委員長は、労働者派遣法の抜本改正にとりくむうえで2つの点が大事だとして、@「派遣切り」「期間工切り」に反対するたたかいへの連帯・支援と一体に法改正にとりくむこと、A派遣法改正を真に実効あるものにすること、を強調。

 そのうえで、「非正規切り」とのたたかいの教訓を生かすために、派遣法改正には少なくとも次の4点が必要だとして、

 第1に、登録型派遣は、専門的業務に厳しく限定し、原則禁止にすること。
 第2に、製造業に対する派遣は、どんな形であれ禁止すべき。
 第3に、受け入れ企業が違法行為を行ったら、直接雇用・正社員化の義務を負う「みなし雇用」を導入すべき。
 第4に、均等待遇のルールを確立すべき。

 を提起。一つ一つの内容に、会場から「よし」「その通り」のかけ声と拍手が返ってきました。

 4点すべてが大事ですが、とくにいま焦点になっているのが「製造業派遣の禁止」。報道では、民主党が検討している案は、政令で定める「専門業務」なら製造業派遣も認めるという内容のようです。

 これは危険です。ダイハツや三菱重工の派遣労働者の話を聞くと、こうした製造業大企業では、派遣労働者がコンピューター制御など高度な作業や、プラント組み立てなど熟練を要する作業を担っています。これらが「専門業務」とみなされたら、製造業派遣は今までどおり可能となります。

 また、報道では、民主党が検討している案は、「常用型派遣」なら製造業も認める内容のようです。これも危険です。派遣元に、製造業に派遣する大量の派遣労働者の賃金を自前で払い続ける資金力などありません。今回のように派遣先から大量の「派遣切り」をされたら、派遣元はたちまち大幅賃下げか倒産ということになり、労働者の雇用と生活は保障されなくなります。

 やはり、製造業に対する派遣は、どんな形であれ禁止すべきです。

photo 集会では、たたかう非正規労働者のみなさんがステージに立って訴え。

photo 集会後、デモ行進者を参院議面前で出迎え。がんばろう!



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