2009年04月20日
★午前中、上京。新幹線の車中で週刊誌の「総選挙議席予測」を読みました。数ヶ月前の予測と比べ自民が議席を伸ばし、民主が減らすとの予測で、総選挙後は「政界再編必至」とありました。
こんな机上の予測に一喜一憂するのは愚かなことですが、二大政党がそれぞれ空中分解して離合集散が起こるとの見通しが現実味を持って語られている点には深く考えさせられます。
”大企業・財界中心、アメリカ追従”という「自民党政治の枠組み」のなかで、どこで線引きして、誰と誰がくっつこうが、政治の中身が変わろうはずはないからです。
いま国民が政治に求めているのは、そんなちっぽけな変化ではないはずです。国民多数の願いは、自民党政治の古い枠組みそのものを打破し、政治の中身をダイナミックに変革することではないでしょうか。
そう考えながら、日本共産党の獲得議席をドンと伸ばすことこそ、国民の願いにこたえる道だと心に刻んだのでありました。
★午後、TV番組制作会社のディレクター氏から取材を受けました。テーマは「官製ワーキング・プア」状態に置かれている非正規公務員問題。
昨年3月の予算委員会での私の質問に注目したとのことでした。”同じ仕事をしている人たちを差別していいのか”というこの問題の本質をお話ししました。いい番組になることを期待します。
★夕方、党国会議員団の法案審査会。海賊対処法案、クラスター弾に関する条約、独禁法改正案、臓器移植法案など、きょうは重要法案の審査が盛りだくさんでした。
とくに、臓器移植法案は死生観に関わる問題でもあり、慎重な検討が求められます。