2009年03月20日
奈良県香芝市で市議選(3月22日告示)に向かう街頭演説会を3カ所で。現職のあしたか省吾議員、藤本みや子議員と交代する新人の池田えい子さんの2人が挑戦します。豆田よしのり衆院比例・奈良3区予定候補と4人でマイクを握りました。
スーパー前には80人の聴衆が集まってくれました。司会の方が「西松建設からの違法献金問題を国会でするどく追及した山下よしき参院議員です」と私を紹介してくれました。予算委員会の質問がTVで流れたからでしょう。思わず照れ笑い。
私が、「いま国会は西松マネーをめぐって奇妙な静けさが漂っています。お互いスネに傷を持つ自民党も民主党もこの問題を一切取り上げない。公明党も政権を組む自民党に遠慮し、社民党も選挙協力する民主党に遠慮しています。一人気を吐いているのが共産党です。じつは私がTVに出たのも質問したのが私しかいなかったからなんです」と暴露すると聴衆から笑いと拍手が起こりました。
民主党の小沢代表が突然「企業・団体献金の全面禁止」を言い出したことについて、「言う前にすべきことがある」と、@これまでゼネコン・企業から「身に余るほど献金をいただいている」(小沢氏)ことが良かったのか、悪かったのかはっきりすべき、A西松マネー問題で国民に納得のいく説明をすべき、Bまず小沢氏自身が企業・団体献金を受け取らない意思を示すべき――「少なくともこの3つのことをやって初めて、企業・団体献金禁止を口にする資格が生まれる」と訴えると、「そーだー」の大きな声があがりました。
企業・団体献金も、政党助成金も一切受け取らず、国民・市民の立場に立ちきれる日本共産党。香芝市政でも、国保料、介護保険料値上げなど国の冷たい政治の押し付けに、公明党など他会派がすべて賛成するなか、財源も示して反対、引き下げを提案しています。
また、人口急増の香芝市で、市民とともに運動し、子どもの医療費無料化を拡大。議員の日当や海外視察を中止させるなど、市民の目線で税金のムダづかいをチェックしてきました。
2週間前にお連れ合いを事故で亡くされたあしたか省吾さんは、なんとしても勝利をと気迫の演説。大阪での青年運動の後輩でもある池田えい子さんも、子育て世代の代表としてさわやかな演説。いいコンビです。