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貧困と雇用で参考人質疑 恐るべし、タコヤキの誘惑

2009年03月13日

photo 急きょ、予算委員会の参考人質疑に立つことに。きょうのテーマは「構造改革」について。第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生氏、慶應義塾大学経済学部教授の駒村康平氏、東洋大学経済学部教授の高橋洋一氏から意見を聴取した後、質疑を行いました。

 私は、『大貧困時代』の著者でもある慶大教授の駒村氏に、子どもの貧困が、子どもの成長・発達や日本社会にどんな影響を与えるか質問。

photo 駒村氏は、貧困は、子どもの健康、学力、情緒面で影響を与えるだけでなく、その後の離婚や、犯罪など社会問題を発生させる確率に差が出てくるとの米国の研究結果もあることを紹介。

 そのうえで、「子どもの良好な育成環境を普遍的に保障するということは、効率的な社会投資だ。貧困を放置すると、貧困の連鎖が起こり、格差が階層化する。社会連帯が壊れていく」と述べました。とても大事な視点です。

photo 第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野氏が、意見陳述の中で、@日米欧のうち日本の景気悪化がもっとも目立つ、A日本経済は02年以降、輸出セクター(輸出・設備投資)の牽引力によって成長し、内需の成長力は乏しいままだった、B「非正規雇用化」による低賃金化で個人消費が停滞している、と指摘したのは興味深かった。

 安定した雇用の破壊が、低賃金化を招き、内需を冷え込ませた(熊野氏)うえに、社会保険から漏れる、セーフティーネットがない労働者を増やした(駒村氏)のです。

 行き過ぎた労働法制の規制緩和をもとに戻すことは、日本経済の再生のためにも、安定した連帯感ある社会の実現のためにも、第一義的な課題です。

◆きょうの寄り道◆

 東京から大阪の自宅へ帰る途中、なぜか無性にタコヤキが食べたくなりました。京橋で途中下車して熱々の8個をパクリ。恐るべし、タコヤキの誘惑。夜の10時過ぎてるんですけど…

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