酩酊姿もみっともないけど、辞め方もみっともないものでした。「予算案と関連法案が衆院を通過したら辞表を出す」――そんなことが国会で通用するはずがありません。中川前財務相も、それを容認した麻生首相も、いったい何年国会にいるのでしょうか。

　このゆるみきった対応は偶然ではないと思います。そもそも、国際的な金融危機のさなかに開かれるＧ７（7カ国財務相・中央銀行総裁会議）だったのです。その直後の記者会見であれほど酩酊するとはどういうことか。

　「日本はアメリカ発の金融危機の影響をそれほど受けてない」「世界でいちばん最初に不況から脱出する」――麻生首相が昨秋から言い続けている言葉です。お気楽なものです。

　年の暮れに仕事も住まいも失った人々がいきなり公園でホームレスになる。そんな国は、先進国ではアメリカと日本しかありません。アメリカ発の金融危機、世界同時不況の津波を、もっとも深刻にかぶったのは日本国民です。

　夜な夜なホテルの高級バーで酒を飲む首相にも、国際会議の場でまで酒を欠かせない前財務相にも、その認識がはじめから欠落しているのだと思います。

　国民のくらしが日に日に悪化しているときに、それを感じることができない、感じようともしない者たちが、政治にたずさわるのは国民にとって不幸以外の何物でもありません。

　中川氏の辞任は当然ですが、首相の任命責任、擁護した責任も問われます。

中川氏も当然狙われたんだと思います。
あの状態で会見に出席させるっておかしいですし、実際、ワインをのませられた、という情報もあります。
中川氏が、Ｇ7で何をしてきたのか、何を話してきたのか、きちんと報道しているところはないですよね。泥酔の批判ばかりです。
最前線で必死に戦っていたので、邪魔とされ葬られたのです。郵政民営化についてのするどい答弁をされていらっしゃる山下議員ですので、そういったところをきちんと見て書いていただけるとありがたいです。
日本を守ってください。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者：かな

---

私もよく居眠りやってしまうんで・・・

酒飲んでではないんですがね・・・

だから偉そうにいえません

投稿者：たまきち

---

腹立たしいニュースがあっても山下さんブログと赤旗を読んで、毎朝元気をもらっています。国会質問の鋭さもさることながら、現場に出向き当事者から学ぶ姿に励まされています。「介護保険10年目を迎えるにあたっての提言」を読みました。法制度や福祉現場の苦労を知らないことも多く、紙面に？マークがたくさんつきましたが、「安心と雇用と経済も発展させる」提言にうなずきました。さらに、勉強せんとあかんと思ったことは「財源論」です。ここが民主との決定的な違いだと思います。社会保障にとどまらず雇用や農業・食糧政策にも通ずることで、トータルで「共産党の財源論と経済展望」というテーマでじっくり勉強したいものです。

投稿者：てるてるぼうず