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「自分にもチャンスが来た」――派遣労働者に志位質問を報告

2009年02月15日

photo 「志位さんがものすごい質問をしてくれた。自分にもチャンスが来た、山が動いたと思いました」――ある製造業大企業で、長年派遣労働者として働き、3月末にも雇い止めされるのではないかと不安に感じていた労働者Kさんの声です。

 Kさんが雇い止めの不安を持ちながら、地域の労働組合に個人加入し、大企業相手にたたかっていることは、昨年来、直接話をうかがって知っていました。正社員になりたいが道はないかと相談も受けていました。

 そのときは、契約中途の解除なら明白な違法であり雇い止めは撤回できるが、契約満了での雇い止めを止めるのは現行法のもとでは難しい、党としては緊急立法も検討しているとしか答えることができませんでした。

 しかし、2月4日の志位質問で、様相が一変しました。Kさんは、派遣労働者となる何年も前から請負労働者として働いていました。正社員といっしょに製造現場で仕事をし、正社員から指示を受けていました。明らかな「偽装請負」です。

 志位質問で、「偽装請負」期間も、派遣期間制限に「通算」されることが、国会の政府答弁で初めて確認されました。そうすると、Kさんは、とっくの昔に派遣期間制限(最大3年)を超えていたことになります。本来、派遣先大企業から直接雇用の申し出でを受けていなければならなかったということになります。

 これで道を開く条件が生まれました。そのことを、一刻も早くKさんに伝えなければと思い、急きょ、ご自宅を訪問。志位質問の内容と、Kさんの立場がまさに該当することを説明させていただきました。

 Kさんは、最近、地元党市議のすすめで「しんぶん赤旗」の日刊紙を購読されており、志位質問をよく読んでくれていました。ですから、理解もとても早かった。それで冒頭紹介した受け止めを語ってくれたのです。同席されたKさんの妻は、「いまの話を聞いて、すごく安心しました…」と言葉を詰まらせながらその思いを語ってくれました。一家の大黒柱が仕事を失うかもしれないことは家族にとってものすごい不安なのです。

 「自分にもチャンスが来た」「山が動いた」「すごく安心した」――「派遣切り」の不安におびえる労働者と家族からこんな声が上がるほど、志位質問のもつ意味は大きい。Kさんは、さっそく労働局への申告を考えるとのことでした。

 3月末で「非正規切り」される労働者は、12万4千人とも40万人ともいわれています。こういう人たちに、一刻も早く志位質問の内容を知らせ、労働局に申告して、何重にも違法な「首切り」をやめさせ、直接雇用・正社員化への道を開くことは、現局面の緊急課題です。党と民主団体挙げてとりくみたい。行政にも、この内容を急いで周知徹底させるとともに、申告を受けた際の迅速かつ適正な指導監督を求めたい。

 日本社会にとって、ここはがんばりどころです。

 きょうは、午前中、神戸市長田区で後援会のつどい。瀬戸恵子・衆院比例候補、井村ひろ子・衆院兵庫2区候補、森本真・神戸市議とともに、私からは25分の講演。志位質問の内容と、75歳以上の方を「うば捨て山行きバス」に乗せる後期高齢者医療制度を中心にお話。日本共産党の存在と活動に経済界も一目置きつつあることも紹介し、総選挙での躍進を訴えました。

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