昨夜から、やれ麻生首相がどういった、小泉元首相がこういった、さあ政局だ、とTV、新聞は大騒ぎしています。ちょっと待ったといいたい。

　麻生VS小泉の“内輪もめ”に、どれほどの意味があるのでしょうか？日本の政治の焦点が、そんなところにあるのでしょうか？

　絶対に違うと思います。国民の暮らしが日に日に悪くなっていることこそ、政治の最大の焦点ではないでしょうか。

　そして、雇用、社会保障、中小業者、女性、高齢者など、あらゆる分野で湧き起こる国民のたたかいこそ、政治を変える根本の力ではないでしょうか。

　国会にも連日、たたかいの息吹が伝わってきます。

　昨日は、未曾有の経済危機の中、歯を食いしばって営業を続ける中小業者のみなさん1800人が、「仕事を回せ」「融資保証を」と国会にデモ行進してこられました。

　きょうは、新日本婦人の会のみなさんが、各地で集めた「暮らしと雇用を守れ」など10万人分の署名をもって国会に来てくださいました。

　麻生さんにも、小泉さんにも、こういう人たちの生活と気持ち、わからんやろ〜な〜。