2009年01月25日
このところ、自分でもハイテンションだと感じます。25日も、大阪憲法会議・団体地域代表者会議で憲法問題の記念講演をしたあと、奈良県橿原市議選の街頭演説会で応援演説。連日、まったく違う内容の講演・演説を複数こなしています。
準備段階では、複数のテーマの資料読み、構想練り、原稿書きを同時並行でやっていると頭から煙が出そうになるのですが、いざ本番でしゃべり出すと気持ちいい。
ちょうど、長距離ランナーが、長い苦しみを抜けると突然気分がよくなるという”ランナーズ・ハイ”のようなものかもしれません。
聴衆の反応がいいと余計そうなるようで、苦労もコロッと忘れ、また次の依頼を引き受けてしまうのです。根っからのお調子者なのでしょう。
というわけで、憲法問題は次のようなレジュメで30分の講演をさせていただきました。
※ ※ ※
9条、25条、28条を結びあわせて壮大な国民運動を
日本共産党 参議院議員 山下よしき
はじめに 憲法審査会は5国会動かず 国民の世論と運動の力
憲法の3つの条文が生きた力を発揮している
■9条――「世界は変わった」(オバマ就任演説)
・一国覇権主義が大きな破綻に直面
・東南アジアで、南北アメリカで
・日中平和友好条約締結30周年に中国を訪問して
■25条――生存権をめぐるたたかいの画期的前進
・「年越し派遣村」で命をつないだ生活保護
・被災者生活再建支援法抜本改正の土台にも
■28条――派遣労働者が立ち上がった!
・労働三権の真価が示された
おわりに 立場を超えて語り合おう
・青年会議所「憲法タウンミーティング」に招かれて
・学生団体「居酒屋トーク」でも
※ ※ ※
橿原市議選は、近鉄八木駅前にたくさんの方が集まってくれました。竹森まもる、西川まさかつ、今西たかあきの3候補とともに訴え。
私は、いま”困った人をほっとかない、あったかい人間連帯の党”日本共産党に新聞でもTVでも熱い注目が寄せられていることを紹介。
橿原市政でも、
@国の悪政に、市民を代表してものをいい、待ったをかける――後期高齢者医療制度の撤廃を求める意見書を提案し4回目で可決
A市民とスクラム組んで、1歩1歩、市民の願いを実現――4月から妊婦検診が14回まで無料に
B市民の汗して納めた税金のムダづかいを、市民の目線でチェック――議員の海外視察を告発、中止もとめる
など、かけがえのない役割を果たしていると力説。
とくに、いまどき議員の海外視察とはあきれます。この8年間で、中国に6回、アメリカ・カナダに1回、ヨーロッパに1回、アフリカのチュニジアに3回。自民、公明、民主、無所属の議員が出かけています。
そんな議員が言うに事欠いて「共産党は議員定数削減に反対したからムダづかいに賛成」などと宣伝しているそうです。なるほど。税金で海外旅行に行く議員なんて自分でも「ムダ」だと自覚しているようです。
だったら、市民と市政のパイプである議員定数を減らすのではなく、そういう議員を選挙で選ばないのが一番ムダづかいをなくすことになるのでは?と反論しておきました。
聴衆からは「そうだ―」の声と大きな拍手が。やっぱり演説はやめられません。