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大企業に「お願い」しても雇用は守れない!

2009年01月21日

photo ふーっ。予算委員会での質問が終わりました。先日聞き取り調査した大阪のダイハツでの「非正規切り」問題を取り上げました。

 ひどいと思ったのは、ボデー組み立てラインで16年も働き、正社員に作業を教えるような立場にあった「期間社員」までが、何人も雇い止めされていることです。

 実態は「常用雇用」である人たちをどんどん雇い止めにするのは解雇権の濫用です。舛添厚労相は「個別の事案についてはコメントを控える」と繰り返しながらも、「調査を含めてきちんと指導する」と答えました。

 ほかにも「期間社員」を都合よく雇い止めするために、ダイハツが3カ月とか1カ月の「細切れ契約」にしている問題も取り上げました。

 期間工や派遣など非正規労働者は「いつかは正社員になりたい」「いつかなれる」と歯を食いしばってがんばっています。そんなささやかな願いが断ち切られようとしているのです。政治の責任で止めなければなりません。

photo どうしたら止まるのか?

 舛添厚労相は「雇用調整助成金の活用を」といいます。では、自動車産業における雇用調整助成金の活用状況はどうなっているか?

 私の問いに、企業数104、対象労働者数10,311人との回答が。しかし、そのうち大企業は、わずか4社、1,079人しかないことが判明しました。

 自動車大手は雇用調整助成金など使わず、トヨタもホンダも「期間工をゼロにする」といっているのです。許せません!

 大企業に「お金をあげるからお願いします」という姿勢では雇用は守れないことがはっきりしたと思います。

 

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