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大震災14年目のメモリアル 奈良市つどい

2009年01月17日

 阪神・淡路大震災から14年目のきょう、激震地・神戸市長田区を歩いてきました。大震災の被災者支援が国会活動の原点(詳しくはHP「原点・山下よしき」をご覧ください)である私は、メモリアルデーには可能な限り被災地に立ち、被災地の空気を吸うようにしているのです。

 わずか11秒間の揺れで木造家屋の大半がぺしゃんこにつぶれ、鉄筋コンクリートの建物も古いものは倒れました。なくなった方の圧倒的多数は倒壊家屋の下敷きとなった圧死でした。

photo きょう長田のまちを案内してくださったのは、震災当時、消防士として救助や消火活動にあたられた野村さん。震災直後の長田の様子を写した写真パネルを掲げながら、その場所その場所で当時の様子を話してくれました。

photo 写真パネルがなければ、この辺りも新しいきれいな街にしか見えないでしょう。しかし、ここが14年前、一瞬にして瓦礫の街と化し、業火に包まれた場所なのです。

 野村さんは当時を振り返って言います。「あのとき、煙も上がっていたが、消防はまず、つぶれた家の中から人を助け出すことに力を集中しました。ところが、火の手がだんだん大きくなり、いざ、と消火栓にホースをつないでみると水が出ない。貯水槽にもひびが入り水がなくなっている。そのときの悔しさといったらなかったです」

photo その後の区画整理事業でも、野村さんは地域住民のまとめ役となりました。「なんでこんな大きな公園が要るんや」など住民とともに声をあげましたが、国の方針は変わりませんでした。高齢者の多くは土地を手放し復興公営住宅に入ったといいます。14年たったいまも、ところどころに更地のまま残っている土地が見られました。

 震災を生き延びた人々が、行政と政治の冷たさに、長年苦しみ続けているのです。

 14回目のメモリアルデーに被災地であらためて感じたのは、@人命を守るためには住宅の耐震化が1番、A被災者の生活再建支援の拡充、阪神・淡路大震災被災者への特別対策も求められている、ということでした。毎年、メモリアルウォークと集会を企画してくださる阪神淡路大震災救援・復興兵庫県民会議、大震災14年メモリアル長田実行委員会のみなさんに感謝です。

photo 神戸を離れ奈良へ。午後、奈良市で日本共産党の新春のつどいでした。奈良市は7月に市長・市議選があり、解散・総選挙とどちらが先になるかわかりません。豆田よしのり衆院比例候補、井上良子衆院奈良1区候補、山村さちほ奈良県議、西本もりなお、山口ひろし、松岡かつひこ、井上まさひろ、北村たくや(以上現)、山本直子、吉川とも子(以上新)の7人の市議・候補とともに、国政でも市政でも存在が光る日本共産党を大きくと訴えました。

photo つどい終了後、近鉄奈良駅前で街頭演説。修学旅行のバスの中から若者たちがたくさん手を振ってくれました。




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