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国会らしい仕事

2009年01月07日

 国民の期待に応える国会らしい仕事ができました。きょう午後の参院本会議。雇用と住居を確保する緊急決議が自民党から共産党まで全会一致で採択されました。全文は以下の通りです。


   雇用と住居など国民生活の安定を確保する緊急決議

 現在、世界の金融市場は百年に一度とも言われている危機に陥っている。とりわけ非正規雇用者を中心に失業者が急増しつつあり、国民の雇用不安が広がっている。今後、正規雇用を含む大量失業者の発生が憂慮される。
 政府は、このような事態に鑑み、離職者の住居など生活の安定の確保、円滑な再就職、職業訓練の実施など必要な支援を機動的に行うとともに、生活保護制度等の活用について緊急に全力で取り組むべきである。
 企業は安易な解雇や内定取り消しにはしる事なく、雇用の維持、確保に全力で取り組み、政府は、企業に対し雇用維持のための十分な支援を行うべきである。
 右、決議する。


 いい決議ができました。昨日、参院野党4党の提案に対し、参院自民党から対案が示されました。そこには企業としての社会的責任を求める内容も入っており評価できるものでした。一時、民主党が蹴るのではないかとの情報がながれ、日本共産党の小池晃政策委員長、井上哲士参院国対委員長が、自民、民主間の調整役で動くという場面もありましたが、各会派の努力の結果、きょう上記の決議案でまとまりました。

 当初の野党案にはなかった企業に雇用の維持、確保を求める内容も入ったし、自民案にはなかった生活保護制度の活用も入りました。

 本会議場で、全会一致で決議が採択されたのを受け、舛添厚労相が、その趣旨を踏まえて雇用と住居の確保に努める旨の所信を表明しました。

 国民生活の緊急切実な課題を前に、党利党略に終始するのではなく、実のある仕事をするのが国会の務めです。きょうの決議が、その第一歩となるようしたいものです。

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
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