臨時国会はきょうが事実上の最終日でした。朝から、総務委員会、拉致特別委員会、行政監視委員会の理事会と委員会に出席して継続調査要求など会期末の手続き。続いて、本会議で同じ手続き。お昼、党公開議員団総会で志位委員長があいさつ。午後、2回目の本会議で民主党提案の「参議院の審議権尊重に関する決議案」の採決。その後、党議員団会議で1月5日から始まる通常国会に向けた意思統一と、国会内を行ったり来たりでした。

　日本経団連との会談に続き、きょうトヨタへの申し入れを行った志位委員長の公開議員団総会でのあいさつ中に、いすゞ自動車が550名の有期雇用労働者の解雇（中途解約）を撤回するとのニュースが飛び込んできました。「大きな成果です」と志位委員長。議員団全体にヨシの声と拍手が起こりました。これでなんとか年が越せます。うれしいクリスマスプレゼントです。

　「参議院の審議権尊重に関する決議案」は、参院が可決した雇用4法案（民主、社民、国民新提出）を「政府が否決したことは、誠に遺憾」とし、「政府与党が参議院の審議権を尊重する」よう「要請する」というもの。

　深刻な雇用問題での対策をめぐって、この間、政府与党と民主党が党略と党略のぶつかり合いを演じてきましたが、今回の決議案もその延長線上で民主党が提案したものです。参議院本会議決議をこうした政争の具に使うべきではありません。日本共産党は、政府・与党と民主党の双方の党略的対応を批判する立場から「棄権」の態度をとりました。

　夕刻、山下室で年末年始の活動の打ち合わせを済ませ、大慌てで新幹線に飛び乗りました。大阪の自宅着は夜9時半。小1の3男がお友だちの家族と一緒にクリスマスパーティーをしているところにぎりぎり間に合いました。よかった〜。