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「政治は何をしている」の声 明日、北京に向かいます 

2008年12月19日

 くう、うれしいなあ…。きのう、日本共産党の志位委員長が日本経団連の御手洗冨士夫会長あてに渡した要求書。けさの「しんぶん赤旗」で全文を読んで感激です。

 要望書は「非正規労働者の大量解雇を中止・撤回し、大企業が社会的責任を果たすことを求める」という表題で、その第一の柱に「非正規社員の大量解雇は人道に照らして許されない」とあります。

 そして、「解雇される非正規社員の多くは、正社員と同じように働き、残業にも、休日出勤にも応じ、高熱があっても、身内に不幸があっても仕事を休まずにがんばってきた人々です。こうした労働者を、真冬の冷たい巷に放り出すようなことが許されるのでしょうか。それは、まず何より、人道にてらして、けっして社会的に許容されるものではありません」と書かれています。

 これです!私がいちばん感じていたことは。いまの大企業のやり方は、法律違反うんぬんの前に人間として許せない!人の道に反するのです。志位さん、よくぞ言ってくれました、とうれしかった。

 さらに、「景気の後退局面で生産調整を行うことは当然あり得ることですが…」とか、「個々の企業にとっては、人員削減は、瞬間的には、その財務状況をよくしたとしても、それがいっせいに行われるならば、経済と社会の前途を危うくすることになります」など、経営者の立場からみても合理性を欠くやり方であることを説いています。これは力になります。この線で国民世論をいっそう高め、国会論戦をさらにとぎすませていきたいと思います。

 午前中、参院本会議。きのう、民主、社民、国民新が提案した雇用対策法案の採決を強行したとして、自民、公明から厚生労働委員長を解任する決議案が提出されました。自民・公明と民主のヤジの応酬を聞きながら虚しさを覚えました。いまこんなことをしている場合ではありません。

 昨日(18日)の「岩手日報」社説が「国会は、政治は何をしている。…こうした政局絡みの動きは対策を待つ失業者の期待に応えるものではない。むしろ今は共産党が自民、民主両党に緊急雇用対策を年内にまとめるための与野党協議を提案したことの方が筋が通る」と書いたように、明日が見えない労働者を救済するために国会が役割を発揮すべきときです。

 日本共産党は、与党の厚生労働委員長解任決議案には「棄権」、3野党の雇用対策法案には「賛成」しました。

photo 午後、阪神・淡路大震災の被災者に公的支援を求める市民運動を、作家の小田実さんとともに盛り上げてくれた東京の玄さん、今村さんが来室。久しぶりの再会ですが、そこはともにたたかった同志。あっという間に時間を飛び越え、積もる話に花が咲きました。来年の1月17日(阪神・淡路大震災14周年)に東京で集会を開くとのこと。私もビデオメッセージを送ることに。

 UR都市再生機構の担当者に議員会館に来てもらい、「UR賃貸住宅ストック再生・再編方針」(07年12月)と、先日訪ねた大阪・千里青山台団地の「一部建て替え」について説明を受けました。URの担当者は、「千里青山台団地については住民への説明が不十分のようです」と認めました。しっかり説明し、現に住んでいる人たちが納得し合意できる計画にしてもらいたいと要請。

 夕方、宿舎に戻り、明日からの中国行きの準備。あわただしく荷物をまとめ、成田空港近くのホテルへ。20日〜22日まで、日中友好議員連盟の訪中団(最高顧問:福田康夫前首相、総団長:高村正彦前外相)のメンバーとして北京に行ってきます。現地からHP更新がうまくいくかどうかは「?」

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