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和歌山・新宮市で演説会 太地町で町長と懇談

2008年11月29日

photo 大阪から紀伊半島をぐるっと回って和歌山県新宮(しんぐう)市まで行ってきました。片道4時間の旅はお天気にも恵まれ太平洋の大海原が一望できてラッキーでした。

photo 新宮市商工会議所での演説会は170人もの参加者で超満員。「待ってました!和歌山の雄」と掛け声も飛ぶ国重秀明・衆院比例候補とともに50分の演説。定額給付金/派遣切り/後期高齢者/社会保障財源/農業・食料/外交・防衛をテーマに、財界中心・アメリカいいなり政治を根本から転換する日本共産党の躍進を訴えました。

photo みなさんとても熱心に聴いてくださり、最後は「さすが!」の掛け声と大きな拍手をいただきました。「後期高齢者は絶対にやめさせて」「田母神問題はどんどん追及して」などたくさんの願いを託されながら固い握手をかわしました。東賀代子、杉原弘規の両新宮市議が司会、主催者あいさつをしてくれました。

photo 新宮市からクジラのまち・太地町(たいじちょう)へ。町の入り口にある実物大のクジラのモニュメントにはびっくり。太地町は日本の古式捕鯨発祥の地なのです。

photo 三軒一高・太地町長と懇談しました。町長は、太地の捕鯨400年の歴史とともに、日本人の貴重なたんぱく源として必ず捕鯨が見直されるとの確信を語ってくれました。私は、日本共産党が、鯨資源の科学的な調査や国際的な合意を前提として、資源の十分ある鯨種については、人類の食料資源としての利用は許されると考えていることを紹介。(詳しくは下段の「しんぶん赤旗」記事をご覧ください)

 日本共産党は、現在2期目の三軒町長と政策協定を結んで「小さくても輝く町」づくりをめざしています。「障害者や高齢者が、孤独な思いで過ごすことなく、安心して生活できる町づくり」「子どもから大人まで、すべての町民が元気な町づくり」「町民の町づくりにかかわる意見や創意を大切に、住民自治を発展させる」などがその内容です。

 すでに、独居老人(二百数十人)への職員による毎日訪問、公園のベンチの増設・トイレのウォシュレット化、親子健診(小学生と中学生に親子で健康診断を受けてもらい、血圧などの健康指数を覚えて、自ら健康になりたくなる町をめざしています)などすばらしい施策が始まっていると聞いて驚きました。

 三軒町長が中川治・日本共産党町議の方をみながら「いつも先生と“みんなの知恵を集めて総合力でいこう”と話し合っているんです」と笑顔で語られたのがとても印象的でした。

photo 夕方、太地町のみなさんと少人数で懇談。「漁家が低いし魚が取れなくなった」「トヨタの派遣で働いている友人がいるが、いつ期限が来るかと心配」「孫のムコさんが長時間労働で残業代も出ず病気になった」など切実な声を聞かせていただきました。悪政のしわ寄せは全国共通です。なんとしても政治の中身を変えねば!

            ※       ※       ※

2008年1月31日(木)「しんぶん赤旗」
捕鯨 どう考える?

 〈問い〉 捕鯨についての日本共産党の基本的な考えを教えてください。(三重・一読者)

 〈答え〉 日本共産党は、鯨資源の科学的な調査や国際的な合意を前提として、資源の十分ある鯨種については、人類の食料資源としての利用は許されると考えています。

 日本や北欧の沿岸で昔から行われてきた捕鯨は、地域の伝統産業であり、食文化の一翼を担ってきたものです。北極海周辺の少数民族のなかで伝統的に行われてきた捕鯨も生存権の行使という意味もあり、そうした営みは尊重されるべきだと考えます。

 欧米諸国や日本などが過去に行った乱獲によって鯨資源が減少しました。こうしたことを繰り返さないために厳しい国際的な規制やルールが必要なのはいうまでもありません。

 その際、鯨の種類ごとの実態をふまえ、資源量が大幅に減少してきた大型鯨類(シロナガスクジラなど)の捕獲を禁止するのは当然ですが、IWC(国際捕鯨委員会)の科学委員会の調査でも増えつづけていることが確認されているミンククジラなどについては、厳格な管理のもとに資源の維持と人類の有効利用の両立が可能だと考えています。

 現在、商業捕鯨を禁止している「国際捕鯨取締条約」も資源の適正な利用まで否定しているわけではありません。この条約の趣旨に基づき、鯨の資源量把握、乱獲を許さない管理体制など、科学的で冷静な検討が求められていると考えます。(橋)


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